ちらっと耳にしたエジプト神話の話が興味深かったので、メモ

ちらっと耳にしたエジプト神話の話が興味深かったので、書き留めておこうと思います。

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・エジプト神話、昔の時代にはまとめられておらず、今の研究者がまとめている。
ヘリオポリス神話、ヘリオポリス神学、
フエルモポロス神話、神学。
メンフィス神話、メンフィス神学 。
主に3つの神話、神学でまとめている。

・ヘリオポリスは世界の中でも最古の総裁文書。
今から4300年ぐらい昔、ウナス王の中に、ピラミッドテキスいうのが書かれている。
その中にヘリオポリス神話がかれている。
太陽神ラーとオシリスの融合が書かれている。

・一般に知られている古代の神話はエジプトの歴史の中では新しく、後期王朝、プトレマイオス、ギリシア、ローマの頃に編纂された物で、
エジプト初期、王朝時代ピラミッドが作られた時代の話とはかなり違う。

・古代エジプトでは
ある一つの事柄、出来事、現象に対して、具現化してそれを神様にしたりする。

・一番古いのは太陽神ラーと冥界の神のオシリスの融合について書かれた物。
オシリスは、1つの現象を具現化する


例えば、
植物の種が芽を出し樹木になる。
古代エジプトはそれに神聖を見出し、オシリスと名前を付けた。
変容してくる力を神としたのがオシリス。
例えば、
人間がなくなって、そこから新しい違う形の生命として出てくる。
生命が別の形に変容して出てくる。

オシリスは単に冥界の神ではなく、身の回りの不思議な現象。
1つの生命から別の生命、
1つの現象からある物へという変わっていく力をエジプト人は全部名前を付けていた。

例えば、王家の谷にある、レリーフでもそう。
羊の顏をした太陽神が船に乗って、現世から来世に旅をするシーンが描かれている。
前と後ろに人が立っているのが書いてある。その名前がヘカとシア。魔力と認識。と書いていてある
太陽神の魔力と認識の力というのが人として具現化されて描かれている。

エジプト人はある種の力を全部具現化する。

「河江肖剰の古代エジプト、夏休みスペシャル 古代エジプト相談!」より

**:
という事でなかなか興味深いです。

天津金木を思い出しました。
天津金木についての本を読んでいて、エネルギーの変化に対して神様の名前がついている。
と思ったのです。

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あと、面白いなと思ったのはエジプトにも8神があるという事。
へー エジプトも8神だったんだ!って。

**  wikiより
オグドアド[1](Ogdoad。ギリシア語:"ογδοάς"、「八」の意)は、エジプト神話における、ヘルモポリスで崇拝されていた8柱の神々(八神)である。
紀元前2686年から紀元前2134年にかけての古王国時代と呼ばれる期間に崇拝されていた。

神話
8柱の神々は、四つの男女の一対で構成されていた。すなわち、ヌンとナウネト、アメンとアマウネト、クク(英語版)とカウケト(英語版)、フフ(英語版)とハウヘト(英語版)である。男神達は蛙と関連づけられ、女神達は蛇と関連づけられた[2]。

性別こそ違っていたが、一対において、男神に対する女神は彼とほとんど区別しないことになっていた。実のところ、女性の名前は単に男性の名前が女性化しただけのものであり、その逆も同じなのである。

基本的に、一対のそれぞれは、四つの概念の一つの様相における男性性と女性性を意味している。
すなわち、原始の水(ヌンとナウネト)、空気または見えないもの(アメンとアマウネト)、暗闇(ククとカウケト)と不滅または無限の空間(フフとハウヘト)である[3]。

エジプト神話では、世界の最初はヌンという原初の海に満たされ、そこから原初の丘が現れたとされている。これは、ナイル川の氾濫と、水が引いた後の土地から動物が現れる様子から想像された創造神話であろう[4]。

8柱の神々は、日の出が毎日繰り返されるようにし、ナイル川の水が絶えないようにした[5]。

ラーが生まれる睡蓮(英語版)を作り出したのも彼らであった[6]。
彼らが世界を統治した期間は黄金時代とされたが、彼らはその役割を終えると死んで冥界に行ったとされた[5]。

ヘルモポリスにおける創造神話は、四つの異本に残されている。
これらの神話は、ヘルモポリスの神殿に付属する神聖な湖とその中にある島に関連づけられていた。その島は原初の丘とみなされ、多くの人々が巡礼に訪れ、多くの儀式がここで行われた[7]。

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