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「ハーフ•オブ•イット:面白いのはこれから」が良すぎたからみんな観て。

みなさんこんにちは。

少し前に話題だったネトフリ独占公開の映画「ハーフオブイット」を観ました。

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めちゃめちゃめ良かったです。

ざっとしたあらすじは、成績優秀で文才のある主人公がある男の子にラブレターの代筆を頼まれるのですが、渡す相手の女の子のことを主人公も好き、、、。

という複雑な三角関係を描いた作品。

言ってしまえばLGBTQ映画なのですが、そんな簡単な言葉ではまとめられない良さがあります。というか、本作をLGBTQ映画と言ってはいけないとすら思います。

女の子が女の子を好きになる。それって別に普通のことで、プラトニックな愛も性愛もどっちも愛だし、性別も人種や宗教などのバックグラウンドも関係なく好きなものは好き。自分にも、大切な人のことは大好きだし、愛だなぁ!という感覚ってすごくあるので、めちゃめちゃ共感できました。

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そして、映画で描かれる愛ってロマンティックでハッピーなものってイメージだけど全然そんなことはなく「厄介で利己的で時に大胆なもの」だということを突きつけられる映画です。

あと、所々に「愛について」の引用の文章が画面に映し出されるのですが、ラストそれが絵文字になるのも今の時代を体現しててめちゃめちゃ秀逸だなぁと。

セクシャリティーを題材にした映画ってだいたい重い内容になりがちだけど、本作は爽やかで、ユーモラスで、でもそれだけじゃない現実もしっかり描いてる。そのバランス感覚が最高だったのだと思います。さすがNetflix!!

チョコレートドーナツみたいな作品も本当に素晴らしい作品だけど、call me by your nameしかり、本作しかり、セクシャリティーによる葛藤や悩み自体を主題にせず、普通のラブストーリーとして描かれている映画が増えてきて、時代は進んだなと思うのです。


ALL IS LOVE !


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