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「ヤマトタマムシ」を拾った。

 7月29日、日課となっている多摩川へのウォーキングからの帰りにタマムシを見つけた。里山の裾野の林に接したアスファルト道路の上に転がっていた。残念ながら死骸だったが、亡くなってから時間が経っておらず、生前のままの姿。
 ネットで検索すると「ヤマトタマムシ」だった。都道府県によって違いがあるが、絶滅危惧種だったり準絶滅危惧種に指定されている。
 昨日、私用で外出し、その戻りの駅のホームで大きなコガネムシを見つけた。ひっくり返って脚をモゾモゾ動かしていた。猛暑の日で、人間同様、熱中症になったのかも。拾い上げて、自宅の近くの公園で放した。年を取ると、すべての生き物が愛おしくなるようだ。

「ヤマトタマムシ」は外皮に金属質の光沢がありとても美しい。生きているタマムシに会ってみたい。
「ヤマトタマムシ」は、よく見ると風貌がセミに似ている。天敵の鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質があり、金属光沢は鳥を寄せつけない。
裏側から見ると、金属感が強く、ロボットのようだ。
ヤマトタマムシの上翅(鞘翅)の金属光沢は、死後も色あせず、装身具に加工されたりするらしい。亡骸は捨てずに、しばらく保存しておこう。

 今年の暑さは、異常だ。体力が衰えたのかもしれないが、外出して戻ると、何もやる気が起こらず、それが翌日まで続く。こんな暑さが8月いっぱい続いたら、と思うと、うんざりする。さすがの私も、エアコンなしでは眠れない。

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海丸ミチ
マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。