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Illustrator、イラレだけでマンガを描いてみた。
昨年の10月11日、MediBang Paint Pro(メディバン ペイント プロ)という、イラスト&マンガ制作の無料ソフトを実験的に使ってみた、ということをnoteで書いた。しかし、馴染めない。
で、もう20年近く使っているAdobe Illustrator(イラレ)でも、マンガが描けるのではと、これまで試行錯誤していたのだ。
ご存知のようにイラレは、テキストと画像を組み合わせたレイアウトの作成やデザイン、線や図形を組み合わせたイラストの作成などに使える、グラフィックデザイナーにとってはなくてはならないツールだ。
イラストは描けるのだが、漫画雑誌に掲載されているモノクロの原稿を「イラレ」だけで、描いている人を知らない。YouTubeを調べても、誰も公開していない。自分で試行錯誤しながらやるしかない。
「マンガのペンタッチをどう表現すればいいのか?」「アミカケどうやって表現するのか?」「アナログでは、アミをカッターで削っていたが、イラレだと?」などなど難題がいっぱいだ。
継続は力なり、だ。最近になってやっとイラレだけでも漫画雑誌に掲載されているモノクロの原稿を描けるメドがついた。
それが今回、公開している画像。イラレだけで描いているとは思えないでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1654900203865-ABW9bespzp.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1654900224911-kjZDry9flA.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1654900288843-5K5MU8J7zv.jpg?width=1200)
ペンタブレットや液タブは使っていない。マウスだけで描いている。
私のnoteに公開している短編漫画「潮干狩り大騒動」の1ページを選んで、イラレで描いてみた。本業のコピーライターの仕事の合間をみて描いたので4日ほどかかった。慣れていないということもある。漫画家のアシスタント時代は、徹夜で描いても平気だったのに、今は、集中しても2時間がやっと。
やっぱり、アナログのマンガも、デジタルのマンガも、根気がいる地味な作業だとつくづく思う。
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