その正体は、イナゴでした。
8月15日、小田急多摩線の黒川駅の近くにある「田んぼ」に行ってきました。
前回、訪れたのが8月5日だったので、10日ぶりとなる。
この時、「バッタ?と思われる害虫がやたらにいる田んぼがある」ことをお伝えし、
「次に来た時には、必ず正体を突き止めよう。虫取り網も買わなくちゃ」
と書いた。その正体が分かった。
「イナゴ」でした。
虫取り網を持参したのに、捕まえるのが至難の業。緑色の稲の海原から、蜘蛛の子を散らすように、散りぢりになって逃げていく。網を振り回しても、逃げるのが早い、早い。やっと1匹捕まえて撮影。
帰宅後ネットで調べると呆気なく判明した。
「イナゴの佃煮」で有名な、子どもの頃、よく捕まえて遊んだような記憶がある、日本に生息するもっとも普通のバッタ類だった。
そうなのか、イナゴなのか。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」だった。
黒川の田んぼがある地域は、秋の気配が濃厚。前回の訪問から10日しか経っていないのに、稲は稲穂をつけ、花が咲いている稲穂もあった。用水路の木々の茂みでは「カラスウリ」が実をつけている。秋になると実は真っ赤になる。
前回出会った「アマガエル」を探したが、まったく姿がない。どこにいったんだろう。
暑い。暑い。
それなのに、自然はいつの間にか、秋への衣替えが進んでいる。
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