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花灯り

 3月30日。午後から青空が覗き、日も差してきたので、外に出た。

 街路樹の桜は満開。宅地造成され売れずに残った土地を「貸し農園」として活用している場所にいくと、自家用野菜の畑には鍬を持つ人がちらほらいる。
 畦道には、さまざまな花が咲き、モンシロチョウが舞っている。
「春なんだ」というのを実感する。

 で、前回に続きIllustratorの「画像トレース」機能を使って、この「春」の様子を再現してみたくなった。

 タイトルは「花灯り」。

 わざと、花明かりではなく花灯りにした。花明り(はなあかり)の意味は、桜の花が満開で、夜でもあたりがほの明るく感じられること。今回の「画像トレース」では桜は使用していない。

 桜はなくとも、夜の闇の中で春の花が「光源」となり、辺りをほのりと照らしている様子を再現した。
 使用している花の画像は、3月30日に撮影したものばかり。菜の花の名前はわかったが、ほかの花の名前は不明。

春爛漫の花灯り。夜の闇の中で春の花が「光源」となり、辺りをほのりと照らしている。この3点の草花を切り抜くのに3時間近くかかった。根気がなくなった私にとっては、大変な作業だが、作品が完成すると報われる。自分ですべて撮影しているので、世界に一つの作品ともいえる。
海丸ミチ。

《付録》

春は恋の季節?
Illustratorの「画像トレース」機能を使って作成「陽が沈む頃」。この作品では10点の画像をトレースして色調整したり修正して組み合わせて完成させた。背景の風景を知っている人でも、「あの場所なの!」というぐらい変わっているはず。海丸ミチ


マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。