海丸ミチというコピーライターが文章を書くとき、マンガを描くとき心掛けていること。
年が明け、やっと冬眠から覚めそう。
今回は、新年初めてのnoteということで、ちょっと堅い話を書いた (^▽^;)。
今日1月9日、谷村新司さんのドキメンタリー番組を観て、納得した言葉がある。
音楽で大切なものは何かと聞かれ「何を伝えるのか」と答えたことだ。
文章、マンガも同じで、誰かに、読者に「何かを伝えたい」から書いたり描いたりする。
感動したこと、悲しかったこと、面白かったこと、寂しさなど。
だから、イラストを描く場合も、単純に「絵を描いてみせてくれる」なとどといわれると、描けない。ひとつのストーリーがあって、キャラクターの風貌、性格が決まり、どんなシーンを描くのかがわからないと、イラストだって描けない。
文章を書く時、どんな読者(ターゲット)に「何を伝えたいのか」が決まって初めて、文章を思いつく。どういうことを書けばいいのか、どう書けば感動してもらえるのか、納得してもらえるのか、「読んでよかった」と思っていただけるのかを、常に考えている。
マンガも同じ。
「伝えたい」ものがあるから、苦労しながら、悩みながら描く。最初のうちは絵が下手でも、その思いは確実に読者に届いている。絵も文章も音楽も、作者の思いを確実に反映する、と思う。作品から何も感じないものは、作者が「伝えたい」ものを表現していないからだ。「思い」があって初めて「伝えたい」ものが作品に現れる。
ここまで書いて、noteへの掲載を止めようと思ったが、ときにはジジくさいことも書いてもいいかなと、ご容赦願いたい。
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マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。