ペンタブレットが暴走中、悪戦苦闘の3日間。
メディバンペイント(MediBang Paint)でストーリーマンガを描くためにはやっぱりペンタブレットが必要と、購入して、早速、試し描きをした。今回はコマ割りした、モノクロではなく、カラーマンガに挑戦。
しかし、である。甘くみてました。
ペンタブレットが、暴走しまくり。ペンを持ち、人物の輪郭線を描いていると、ポインターが勝手に右や左にスクロール!! 作画の画面が勝手に大きくなったり小さくなったり、暴れまくってくれる。原因はなんとなくわかっているのだが、気を抜くと、暴れ馬の如く、暴走する。怒りより、苦笑いするしかない。
果てには、ブラックで線を引いているのに、突然、ホワイトになったりする。おおーっ、ペンタブレットよおとなしくしてくれ、なだめながら、辛抱強く、根気強く、作画を続ける。
3日かかって、紹介している画像ができた。練習なんだからと、今回は背景は描かなかった。
で、実際やってみてわかったことがある。YouTubeでプロのマンガ家がデジタルで描いているのをみると、画面を忙しなく拡大縮小したり、回転させている。アナログでは、私の場合、こんなに忙しなく原稿用紙を動かさない。デジタルでは、ひっきりなしに動かして、線画を描いている。なぜだろう、と思っていたのだ。
実際、デジタルで描いてみると、拡大縮小したり、回転させたりしないと、思い通りの線が描けないのだ。もう、アナログのマンガとは描き方が違うのだ、と実感した。
時は流れ、マンガもすべてデジタルに変わる。アナログで描く人が消えてしまう。アナログで描いたプロのマンガの生原稿が、オークションにかけられ、1千万円、2千万円で落札される日が来るかもしれない。
いいなと思ったら応援しよう!
マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。