突き動かされる人

いきなりですが、この人を観ていると自分の感情が動くなーって思う時ありませんか?私は彼らを観ていると突き動かされてしまいます。

UVERworld

このPVで5人のメンバーが歩いていて1人ポツンといる誠果さんに合流するシーン

このシーンで鳥肌が立ちました。

彼らは2005年にメジャーデビューをします。デビューの条件としてあったモノの1つにサックス担当である誠果さんをメンバーから外すという話が浮上します。

メンバーとしての答え、事務所側の答えとしてはデビュー段階では誠果さんをメンバーから外すという決断でした。

この決断もカッコ良く見せてくれます。

もともと誠果さんはサックスの他にマニピュレーターという担当も担っていました。
メンバーとしてデビューはしなかったものの楽曲ごと、ライブごとにサポートメンバーとして誠果さんはUVERworldに関わります。

そしてデビュー10周年の2014年

UVERworldは誠果さんを正式メンバーとして迎えます。

今までのバンドってデビューメンバーから外されたら外されっぱなしじゃないですか!
てか、辞めちゃうよね、普通。

でもUVERworldは違ったんですね。

10周年を迎える年に誠果さんを迎える。
そしてこの年に発売された8thアルバム『0̸ CHOIR』の中に「誰がいった」という曲が入っているのですが

歌詞に

『そしてあれを言ったのは誰だ「1人減らしてデビューさせろ」言葉に出来ない悔しみも音楽で表現してみよ ほら』

というものがあります。
さりげなく嫌味を言うUVERworld。

私はこの曲を聴いた時に「ロックだな」と感じました。

UVERworldは生き様がロックです。

言いたいことも包み隠さず表現しているなーと。
誠果さんの努力も相当だったと思います。サックスに対してどう向き合うのか、マニピュレーターとして何が今できるのか誠実に向き合った結果が10年目に現れたのかなーなんて思ったりもします。

実際にお会いした事がないので全て憶測の話にはなってしまうのですが、ただただ有言実行をしていくバンドの一つなんだなと。

そしてUVERworldの歌詞ってカッコ良さが滲み出てるんですね。

歌詞に突き動かされることが本当に多いです。

楽曲も常に新しい音を求めて制作されているので新曲が発表されるたびにいろんな顔を見せてくれます。

私からすれば目が離せないバンドです。

UVERworldの紹介が長くなってしまいましたが
考えようともせず心惹かれてしまう人、観ているだけで心が揺れる人って本物なんだな感じています。
俳優にしても、起業家、ミュージシャン、YouTuberにしても世界観に惹きつけられ心が揺れてしまいます。

本物の人って人の心を揺り動かすのが仕事なんでしょうね。

揺り動かすというよりは揺り動かされているというところでしょうか…。
これからUVERworldの音への追求はますます拡がりをみせると思います。

私は彼らを観ていると揺り動かされてしまう。

そんな人が自分の人生の中に出てきた、存在しているという事だけで大発見なのかもしれませんね。

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