主人公の名前から佐賀県を考える。
このブログは9/25(金)22時~から始まったLINE LIVEの配信より抜粋してお送り致します。
どうもー!甲斐この美です!
私の出身地、佐賀県をテーマに現在、自主短編ドラマ「サガジョ(仮題)」の企画、脚本のために日々、突っ走っている、俳優です。
そのサガジョなのですが、脚本を書いていく中で、主人公の名前がほんっっとに決まらなかったんです。決まらないうちは脚本に自分の名前を入れて言葉を喋らせていたのですが…どうにもこうにも…
これじゃねぇな😂
という、作品と役名がマッチしてない感じが凄くてモヤモヤしてました。
モヤモヤと戦っている最中にふと「佐賀の人から愛されなきゃ意味ないよな」と考えるようになりました。
映画好きな方はご存知の事ですが、佐賀をテーマにした映画はいくつかあったりします。(Wikipediaにまとめてあったので気になる方はこちらへ↓想像してたより多かったです。)
甲斐この美は無謀にも「せっかく、愛してもらうのなら、これらの作品より佐賀県の人から愛される作品でありたいな」と思いました。
「主人公の名前から佐賀県を考える」
人から愛される理由ってたくさんあると思うんです。
なんか気が合う、一緒に居て元気をもらう、愛嬌がある、昔話が出来る、などなど。
性格的なもので愛される主人公を描くのはもちろんですが、「佐賀の人から愛される」からには名前ですら愛されてほしいと思いました。
たまたまですが主人公の苗字は現在の佐賀県知事「山口祥義(やまぐちよしのり)」さんと一緒の
「山口」に決めました。
(たまたまです。たまたま。佐賀県の後援、とりてぇって思ってるから「山口」にしたわけではありません。←)
不思議なことに私が人生で出会った「山口」さんはめっちゃくっちゃ性格が良くて大好きでした。
佐賀の人はもちろんですが、東京で出会った「山口」さんも性格良すぎて震えました。
(全国の山口さん、好きです。や、大好きです。)これが、名前を決めた理由の1割です。残りの9割は
「佐賀県で多い苗字ランキング」第1位だから。
数ある苗字の中で堂々の1位。全国に多い「佐藤」「鈴木」「髙橋」を抜いてダントツ1位。
学生時代を思い返してみると、クラスの中に2,3人は居たんじゃないかな?という印象です。
たまたま「サガジョ」を観た人が「山口さん」意外の人達でも作中で主人公の名前が呼ばれる度に無意識のうちに「なんか懐かしい」って感じるかな?なんて。
私見ですが懐かしいという感情って「この子、好きだなぁ」って感情と似てるとも思うんですよね。意識的に懐かしいと思わなくても、体が覚えていて反射的に動いてしまう、みたいな。主人公の名前が「懐かしいと感じる起爆剤」にならないかな?という実験です。
この「起爆剤」を仕込もうと思った理由は作品が「想像の先の人」へ届いて欲しい、と思ったからです。友人、親戚、職場、今までの人生で出会った方々にも、この作品は届いて欲しいですが私が想像できる人の先へ届いてやっと、この作品の本領発揮だと思うんです。私が存在を知らない人に届いて欲しい。
そして田舎あるあるなのかもしれないんですけど苗字が一緒ってだけで距離縮みませんか?「あ、一緒なのね!」みたいな。(そういう場面をよく見た。)
この起爆剤がうまく機能しますように・・・!!
忘れてはいけないYoutubeの存在
YouTubeで発信し始めて、自分の人生で絶対に関わることがなかった方々と繋がることができました。
Youtubeって「普通に生きてるだけでは出会えない方々」と出会うこともできるんだ!を身を持って知ることができました。
この体験は言葉では表せないほど素晴らしい体験でした。
「サガジョ」もそうであって欲しいなと思います。
このブログで出会った方々に感謝を込めて
いつもありがとうございます!!!
毎週金曜日22時〜LINE LIVEにてサガジョの制作過程に、ついて私が感じていることをラジオ感覚で話しています!気になる方はこちらへ↓
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