見出し画像

海外旅行記〜カンボジア編④〜 雄大なアンコールトムと悲しいカンボジアの歴史


1/2(3日目)のお昼ごはんまでの話


昨日のカンボジアンマッサージのおかげで体力はかなり回復。
腕は確かなようだった。ただし相変わらず顔はパンパンだ。

今日もしっかり朝ごはんバイキングを堪能。
味に慣れて何とも思わなくなってきた。
案内を忘れていたが、宿泊先のホテルはコープレイホテル。
星3のビジネスホテルだが、ホスピタリティは十分。価格もそこまで高くない。プールも付いている!

カンボジア朝食
チャーハンもどきが一番美味い


・アンコールトム観光
東京ドーム192個分の驚愕の広さの世界遺産!?

今日の午前はアンコームトム遺跡観光。

バイヨン寺院、タプロムなど見どころ多数で広すぎる遺跡。

バイヨン寺院は、54個のユリの花形状の塔に200個の顔が刻まれている奇妙な遺跡。

ここでもやはり、リュウは父と居るのが恥ずかしいのか、いつも何メートルか離れた位置にいる。

バイヨン寺院


次はタプロム。キンタロー主演()のトゥームレイダーのロケ地になった、樹木と建物が一体化した遺跡。
自然の生命力にはモノマネタレントのアンジェリーナジョリーも驚くだろう。
ここでは何と、リュウ親子もツーショットを撮っていた。
タプロムの樹木も心なしか驚いていたように思う。

https://maps.app.goo.gl/xE8PQfCQPeQTpqsFA?g_st=com.google.maps.preview.copy

タプロム寺院。遺跡とガジュマルが融合。



遺跡は3×3kmと広大かつ、起伏もすごい。歩きすぎた。なんと広さは東京ドーム192個分とチャンラーが言っていた。もはやどれくらいの広さかすら想像もつかない。

階段を登っている最中にビリと音が聞こえた。
ズボンのお股がお亡くなりになられていました。
樹木とは対照的に、圧倒的に生命力が弱かった。
あんなに値切って頑張って、高値で買わされて1日で死亡。お疲れさんでした。

お亡くなりになったオズボン様

・愉快な音楽の正体とは!?
愉快さとはかけ離れたカンボジアの歴史


帰り際に愉快な音楽が聞こえてきた。
歩みを進め、音が近づくにつれ、演奏者が誰かわかってきた。
手足がない。目が潰れている。
地雷被害者たちが演奏していた。
手足も見るに耐えないような潰れ方をしていた。
そしてチップを入れる箱が置いてある。
愉快な音楽とは正反対な風貌に絶句。
70年代の内戦や90年代のベトナム戦争で埋められた地雷はまだ残っている箇所もあり、被害者もまだまだ生きているようだ。

そんな風景を横目に少年2人がはしゃいでいた。
リュウではない。少年Aと少年Bだ。
昨夜の夕飯で友情が芽生えたのだろう。
めちゃくちゃ仲良くなっている。
[瞬間移動ってできる?]とか、[この恐竜の名前知ってる?]とか、
そんな会話で僕の目線を地雷被害者から遠ざける。

・子供を見て学んだこと

大人になって、気づけば保守的になってしまった。
これを言えばどうなるか、仲良くなってメリットがあるか、とかメリットデメリットを無意識に考えたり、言い訳を考えたり。
現にリュウ親子を観察はしているが、一切話しかけてはいない。
子供の無邪気さに気付かされた。
子供心は忘れては行けない。
次こそ話しかけるぞ。

そう思ってランチへ。
また席が遠かった、、、
気持ちは写真のご飯のように萎えてしまった。
絶対に次は話しかけるぞ!!

いいなと思ったら応援しよう!