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海外旅行記〜カンボジア編②〜
1/1 (2日目)のお昼ご飯までの話
アンコールワットでの初日の出!
24:00に花火の爆音で起こされた後、浅い眠りから4:00に起床。
アンコールワットに初日の出を見に行く。
ここからツアーのメンバーとガイドのチャンラーと合流。
メンバーとチャンラーの紹介は後で行う。
それぞれかなりキャラの濃いメンバーでのツアーだった。
ホテルからバスに乗って10分でアンコールワットに到着。
まだ真っ暗で何も見えないが、初日の出を見るために集まった観光客でごった返しているのだけわかる。
ということで、迷子にならないようにチャンラーがレーザー光を目印にしてくれた。
それをアンコールワット本体にぶち当てて説明等もしてくれた。
表現が難しいが、それは問題ないのか?
なんかその倫理的にというか、遺跡的に?
他のガイドもやってるならいいけど、チャンラーだけがその飛び道具使い、他の観光客をもざわつかせていたし。
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まぁ、それはともかく、到着から1時間ほどスポットで待機して、見事に初日の出を鑑賞成功!
曇りの可能性もあったが、今年はいい年になりそう。
荘厳な雰囲気で、平和な気持ちになった。
どの人種、人間も一つの方向を見れていたことに感動した。まだまだ人間に希望は見出せそうだ。
国会で罵り合う与野党。戦争ばかりの国々。険悪な雰囲気のカップル。
全員が同じ方向を向いていたことに感動した。
遺跡には、至る所に蛇の神であるナーガがたくさんいて、🐍年の今年と相性抜群。
ただ、長時間のフライト&圧倒的寝不足により顔がパンパン。
ここからはサングラスをかけることにする。
陽が眩しいし。
カンボジアンブレックファストを堪能
ホテルに帰って8:00〜9:00くらいまで休憩。
カンボジアの朝ごはんを堪能。
なんの料理かわからないが、カンボジアはチャーハンっぽいのが一番美味い。そしてお米が日本より美味しいと感じた。
嫁は安定に堅実派だ。確定で上手いパンしか食べない。
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カンボジアで初詣!
ご飯を食べて、少し仮眠をとった後は初詣。
プレアアンチェック・プレアアンチョム聖堂という仏教寺院でお祈り。
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金色の寺院でいかにも激アツといった感じ。
ハスを買って、線香をあげて仏教風にお祈りした。
靴を脱いで、正座して、頭の上で手を合わせる。
カンボジアでは人にありがとうをいう時も手のひらを合わせるポーズをするらしい。この手を合わせる位置が胸の位置が、対等な身分同士で、上司などは鼻の下。神は頭の上らしい。
カンボジアンランチ〜リュウ親子との会話〜
味は普通だった。昨日のレストランがエグかったみたい。
ここでは味より、他のツアー客の話が気になった。
まず、席の配置が一つの長机に五組のツアー客がそれぞれのペアで正面向きあう配置だった。
なので、隣の話が丸聞こえ。聞くのはいいが、聞かれるのが恥ずかしくて僕らは会話できなくなってしまった。
ここで登場するのは、ドラゴンズ大好きリュウ親子である。
時は少し遡るー
飛行機での話である。
隣に日本人男性2人が僕の隣に座っていた。
暇だったので聞き耳を思いっきり立てて会話を盗み聞き。野球の話で盛り上がっている。そして1人の男性が中日ドラゴンズのキャップにタオルを首からかけている。中日ファンと推定。そして、親と見られる男性から息子と見られる男性へ、リュウと呼びかけていた。これで中日ファンであることを確信。
親が中日好きで、息子にリュウという名を授けたのだろう。
なんという親のエゴだと思ったが、そもそも子を産みたいと思うこと自体が親のエゴか、という考えが廻る。
そんなことはさておき、飛行機で隣だった親子がツアーでも現れた。
飛行機では仲が良さそうだったが、初日の出鑑賞や初詣このではあまり会話が弾んでいない。親から話しかけてもリュウは無視同然の対応。アンコールワットでの写真撮影も父親単体だった。
どうやら、思春期の反抗期というやつっぽかった。
リュウの目は、ロバート秋山の思春期の目を彷彿とさせた。
2人でカンボジアにくるということは父子家庭なのだろうか。そんな想像をしながらも、2人で旅行をするということは仲がいいはずだし、間違いなく、父親は優しくていい父親のように見えるが、、、
リュウはこのままで後悔しないのだろうか。10年後、自分が父親になった時。息子と旅行へ行く時。父親が病にふしたとき。
このカンボジアでの旅行の態度を悔いるのではないだろうか。
ー
昼食時、他のツアー客に家族構成を尋ねられていた。
少しひやっとしながらも、話を聞いていると、奥さんとリュウの弟がいるとのこと。チワワも飼っているらしい。
そして、リュウは今年社会人一年目で23歳らしい。
ほな思春期と違うか。
リュウ親子の会話に夢中になりながら、なんとも微妙な味の昼食を終えた。
昼食以降の話は次回!