【推しウイスキー】Wolfburn(ウルフバーン)
ボトルだけで欲しくなったウイスキー
ジャケ買いならぬ、ボトル買いをしてしまったウイスキーです。
まずは、このボトルデザインをご覧ください。
狼のロゴマークに象徴される通り、ウルフバーン蒸留所で製造されたウイスキーです。
ウルフバーン蒸留所とは?
ウルフバーン蒸留所は、1821年にウィリアム・スミスによってイギリス・スコットランド北部のケイスネス州・サーソという町で設立されました。
そしてこの地方で最も重要な蒸留所として栄えていました。
しかし1845年に創立者ウィリアム・スミスが死去。
1858年に蒸留所が閉鎖されてしまいます。
それからおよそ150年後の2011年にケイスネス州の民間企業であるAurora Brewing社が、ウルフバーンの再建計画を立案。
許可を得て、2013年に元の蒸溜所跡から350m離れた場所に再建することになったのです。
ウルフバーンは、比較的若いウイスキーというイメージがありましたが、その背景には、復活を遂げたという歴史があったのです。
ウルフバーンのロゴについて
ウルフバーンのロゴは2011年にデザインされ、16世紀の言語学者で動物学者のコンラッド・ゲスナーの絵から取られ、彼の作品「四つ足の獣と蛇の歴史」に登場します。ゲスナーの時代には、オオカミはスコットランドのはるか北でよく見かけられ、海岸では超自然的な親戚である海オオカミがいると言われていました。海狼はまた、それを見るのに十分幸運なすべての人に幸運をもたらすと言われています。
ウルフバーンの定番5種
ウルフバーンは、ハイランド地方のシングルモルトスコッチウイスキーに分類されます。
ハイランド地方は、様々なウイスキー蒸留所があるため、まさにスコッチウイスキーの中心地という場所。
ハイランドスコッチウイスキーの特徴を語るのは難しいですが、ウルフバーンが目指すのは、華やかで甘さのある味わいらしいです。
そんなウルフバーンの定番と言われる5種類のボトルを紹介していきます。
ウルフバーン・ノースランド
ウルフバーン最初の定番ラインナップボトルです。
飲んだことはないのですが、テイスティングノートでよく書かれている内容は、柑橘系のフルーティな香りと大麦のモルティな風味に加え、後味が僅かにスモーキーも感じるとも書かれています。
ウルフバーン・オーロラ
ウルフバーンの2番目の定番ボトル。
バーボンとオロロソシェリー樽の組み合わせで造られたスピリットから作られていることから甘い風味かなと思って私が初めて購入したウルフバーンです。
テイスティングノートにもよく”シェリー酒の甘さやドライフルーツの風味やダークチョコレートの香り”などと書かれていますが、なんとなくそんな感じはします。それに加えて、大麦のモルティな余韻もあるかなという印象。
クセのあるピートやスモーキーさは全くないので、アイラ系が苦手な方にはお勧め。
ウルフバーン・モーヴェン
ウルフバーン3番目の定番ボトル。
こちらは、スモーキーでピートな味わいということです。
クセのあるアイラ系ウイスキー好きにはお薦めかもです
ウルフバーン・ラングスキップ
ウルフバーン4番目の定番ボトル。
「LANGSKIP」とはかつてケイスネス州を支配していたヴァイキングの船の名。
アルコール度数58°という高い度数ですが、甘いフレーバーとのこと。
テイスティングノートには、メープルシロップ、ダークチョコレート、アーモンド、レーズンなど濃厚な甘さと最後にキャラメルの風味という書かれ方もしているのですが、どんな風味なのか気になってます。
甘いウイスキー好きにはお薦めなのかもです。
ウルフバーン・10年
新生ウルフバーン蒸留所が誕生して10年目の2023年に満を持して登場した10年熟成のウルフバーン!
こちらも非常に気になっているボトルです。(いつか購入予定)
テイスティングノートには、チョコレートやナツメグなどドライフルーツなフレーバで深い味わいやキャラメルの余韻などと書かれ方をしています。
こちらも甘いウイスキーなのですかね。
まとめ
狼のロゴマークのボトルが気に入ったことがきっかけで推しウイスキーになったウルフバーンですが、
今回紹介した定番の5つ以外にも、小ロットで限定リリースされるボトルや日本限定ボトルなどコレクター魂を揺さぶる販売をするウルフバーンは非常に面白い銘柄だと思います。
次回は、日本限定ボトルの紹介などをしてみたいと思います。
ウルフバーンの公式サイト ↓