【クリエイター紹介㉛】シュールなデジタルコラージュアート:Bad Artistさん
今回紹介するのは、インド出身のルネサンス調の古典主義とモダニズムを表現するデジタルアートクリエイターのBadAritstさんです。
BadAirtistさんの作品は、インターネットのトレンドで流れてくる世界中で起こっている破壊的で残虐行為のビジョンをAI生成とデジタルコラージュで表現しているそうです。
始めて彼の作品を見たのはFNDで出品した「Baddism」コレクションでした。
古典的なルネサンス調のアートに破壊的なアノニマスの男とビットコインのイメージが描かれる退廃的でシュールな絵画に衝撃を受けました!
その次に発表された新シリーズ「Danjerous2.0」コレクションも、黒い覆面を被ったテロリスト風の主人公が、ルネサンス調の絵画に同居する実にシュールなアートになっています。
私は、幸運にも「Disruptured(混乱)」をNFTオークションで落札できました
この作品には、様々なアイテムが散りばめられているので、その意味を質問してみました。
背景の壊れた壁の先にある戦場風景は、近世から現代のアジアやヨーロッパの国々の破壊的な世界をイメージしているようです。
※今回の作品では、19世紀の帝国主義列強の兵隊さんが見えますね。
背後の壁に刺さっているジョーカーのトランプは、この破壊的な状況の危機感を意味しています。それにも関わらず冷静に黒覆面の女性と子羊は平静なを保ち座っています。そのアンバランスな違和感を表現しているとのこと。
「BAD」と書かれているウイスキーやポテト、ハンバーガー、そして多くの札束は文化の象徴で、特に食べ物についてはBADAirtistさんが大食漢なので、作品には、常に食べ物を登場させているだけとのことでした(笑)
改めて作品の全体像を眺めてみましょう!
tezosチェーンのマーケットプレイスobjktへの出品アートも、実にシュルレリスムなものばかりでした。
この圧倒的な世界観のBadAritistさんの作品に今後も注目です。
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