【推しウイスキー】ウルフバーン日本限定ボトル
前回はウルフバーンの定番ボトルを紹介しましたが
様々な少量生産シリーズのラインナップが揃っているウルフバーンには日本限定ボトルというのが存在します。
今回は日本限定ボトルを集中して紹介。
なぜ日本限定ボトルが誕生したのか?
なぜ日本限定のボトリングなのでしょうか?オーナーのアンドリュー・トンプソンは、まだ知られていない蒸留所が始まった直後、最初に訪れたのは日本人だった。そして日本人がウイスキーに非常に知識が豊富で情熱を持っていることに驚きと今後の彼の活動に影響を与えたと語っています。
このようにして2017年から1年おき、または隔年でおよそ500本限定での少量での日本限定ボトルが誕生しました。
日本限定:ジャパンエクスクルーシブ
ジャパンエスクルーシブのラインナップを紹介。
ウルフバーン ジャパン エクスクルーシブⅠ
第一弾は2017年にリリースされました。
日本のボトリングには、クォーターカスク樽、2つの異なるバーボン樽、そしてシェリー樽からの少量を使用されている
これらの3つの樽は、ウルフバーン蒸留所のメイン樽です。
定番モデルの”ノースランド”にはクォーターカスクを使用、同じく定番モデル”オーロラ”にはバーボンとシェリーの樽を使用しています。
つまり、日本のプライベートボトリングには、ウルフバーンのいいとこどりのミックスブレンドなウイスキーだったと言えるのでしょう。
ウルフバーン ジャパン エクスクルーシブⅡ
2018年リリース
カスクストレングスでボトリングされたとのこと。
ウルフバーン ジャパン エクスクルーシブ Ⅲ
2019年リリース。
今回は、100%シェリーカスクでのボトリング
モチーフには、桜の花びらが選ばれました。
ウルフバーン ジャパン・エクスクルーシブⅣ
2020年リリース。
この年からは、ウルフバーン日本公式会員クラブ「THE BRAVES」の会員投票によって選ばれた樽をボトリングする方式に変わったようです。
今回は、5年9か月の熟成樽をボトリングされているようです。
モチーフは歌舞伎役者の隈取り
白桃、ラムレーズン、金柑のような柑橘系。ドライフルーツ、ナッツ、ぬくもりの中に心地よい塩っぽさを感じる。蜂蜜、バナナ、バタースコッチ。
ウルフバーン ジャパン・エクスクルーシブⅤ カスク No.134
2021年リリース。
ウルフバーン日本公式会員クラブ「THE BRAVES」の会員投票によって選ばれたCask No.134の一樽をボトリング。(480本の限定販売)
モチーフには日本刀が選ばれました。
ウルフバーン ジャパン・エクスクルーシブⅥ カスク No. 196
2023年リリース。
ウルフバーン日本公式会員クラブ「THE BRAVES」の会員による投票を行い、
6年熟成のCask No.196、アメリカン・スタンダード・バレル熟成の一樽が選ばれたとのこと。(600本限定)
モチーフには折鶴が選ばれました。
企業コラボのオリジナルのウルフバーン
三峯神社限定ウルフバーン
埼玉県秩父にある三峯神社とコラボしたウルフバーンも存在します!
味わいは、ややスモーキーさを感じました。
定番ボトルの「モーヴェン」をベースにしたのでしょうか?
なぜ三峯神社なのか?
関東のパワースポットとして知られている三峯神社は、狼信仰の神社としても有名な神社です。
狛犬の代わりに狛狼がおで迎えしてくれる、そんな神社なのです。
そんな三峯神社が、ウルフバーン蒸留所にオリジナルボトルの製造というコラボ企画を申し入れたことがきっかけのようです。
三峯神社に行くには秩父駅から車やバスなどでしか行けない距離にあります。
神社への道のりも数キロあり、一本道の山道ですので、土日や祝日ですと2キロ以上の駐車場待ちの渋滞にハマる確率が高いです・・・。
2時間かけて駐車場に入れるという状況なので、三峯神社のウルフバーンを手にしたい人は、渋滞になる前の午前中の早い時間帯に訪問することをお勧めします。
高島屋限定ウルフバーン
デパート高島屋限定のウルフバーンというものも存在しているようです。
商品説明には
創業者アンドリュー・トンプソンが厳選した4つのバーボン樽をバッティング。蒸留所の初のバーボン樽100%のプライベートボトルです。
と書かれています。
ウイスキー通な上司や先輩、お世話になった方へのギフトに良いかもしれません。
まとめ
2013年に設立された小規模蒸留所なので、こういったオリジナルボトルなど小回りの利くベンチャー企業のような立ち振る舞いができるのでしょうかね?
このような限定ボトルがシリーズ化されてしまうと、コレクター癖のあるウイスキー通には、ハマってしまいそうな危険な香りがします(笑)」