会話 何話す

初対面の人や苦手な人、さらには普段接しない人と会話をしなくてはならなくなった場合に誰もが頭の隅で思い浮かべるだろう事があります。それは「何話すか」で、必死になって考えを巡らせるものです。

しかしそれは間違った方法だと判明しています。正しくは「何話すか」ではなく、「何聞くか」です。会話において相手も自分も楽しむ事がマナーであり、ルールでもあります。

そのため理想としては自分か相手の好きな話題で盛り上がれれば良いのですが、人は興味のない分野に興味を持つ事ができません。たとえ強制したとしても結局、お互いに楽しむ事などできないです。

そのため理想もとい目標は諦め、身近なところから盛り上がれそうな話題を探してみるところから始まります。

最近のニュースや天気、トレンドでも構いませんが相手の服装や好き嫌いを聞いてみるのが妥当です。この話題の振り方は初対面の人や普段接しない人なら効果的で、意外な一面を知ってそこからさらに盛り上がれる可能性が十分あります。

おまけに会話のコツである感情の共有も簡単です。

会話による感情の共有は女性が特に求めているコミュニケーションと言えます。自分の考えや愚痴に共感し、理解してくれる相手がいるという実感が欲しいのです。

先述したように感情の共有は女性が多く求めますが、場合によっては理論的な会話をしたいケースもあるので容易には一括りできません。

けれども手探りの状態であれば「自分は相手の話を聞いている」というスタイル及びアピールで十分です。

とはいえ苦手な人が相手なら、このスタイルとアピールは分かっていたとしても貫き通せないところがあります。何故なら苦手意識は中々克服できるものではなく、付け加えるなら相手にも苦手な感情が伝わってしまっているからです。

そんな人にお勧めのコツはあえて歩み寄る事に尽きます。

苦手な人は言わば自分が知らない、あるいは違う価値観で生きている人です。だからこそ苦手や嫌悪感があるわけですが、それは自分にとって知らない世界を知るチャンスと言えます。

だからこそ、あえて歩み寄って接するべきです。それが会話のコツとなります。