アフリカの大地より シルバーブルニア
灼熱の大地に咲く姿を想像できますか。
アフリカの花です。
想像する以上に、花屋によく出回っています。
ピンクッションなどは、代表格の花です。
言われてみると、強そうな見た目ですよね。
これらは、ワイルドフラワー、ネイティブフラワーなどと呼ばれます。
今回は、独特の雰囲気作りに大活躍してくれる
シルバーブルニアを紹介します。
南アフリカ共和国に自生する低木の植物です。
南アフリカのケープタウンがメインです。
日本では、輸入品のみが出回っています。(オーストラリア産も時々見られます。)
南アフリカから輸入したブルニアは、飛行機でも25時間以上かかる渡航を耐えてやってきます。
長旅なので、時に頭花(とうか)が痛んでしまうことがあります。
購入の際は、できるだけ綺麗な状態を確認することをお勧めします。
シルバーブルニアは名前の通り、白銀色の頭花をつけます。
丸くないものも、だんだん解けて咲く面白い花です。
繊細かつ強く生きる
シルバーブルニアを世界中の人にとどけたい!
そう思った人の強い愛は、観察するとよく理解できます。
しっかりした枝に、小さな葉がチェーンのように付いています。
ぱっと見では気づかない緻密な作りです。
そしてマットな質感や色味は、淡い色の花と合わせると、繊細な印象を醸し出します。
さらに、このままドライフラワーとしても楽しめる!
繊細そうな見た目とは裏腹に、強い生命力です。
触って、香って、アフリカの旅
香れば、ほのかにウッドの香りがします。
しかし、この香り分子は、アフリカの大地、風、水で出来たものです。
「よく来たね。」と、労いの言葉をかけてあげたくなります。
触感も香りも、日本ではなかなか出会えない花。
こうして異国の大地に情緒を馳せるのも、旅の一つかもしれません。
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