「無能な働き者」が今までの成果を覆す
(見出しの写真は折田楓氏のInstagramから引用)
某枯れたSNSで書いた文章を転載します。軽い気持ちで「斎藤劇場」「折田騒動」ついて書いたら意外と書けましたので。
「今年3月12日に兵庫県政・斎藤県政に関する匿名の告発から始まった『斎藤劇場』。知事側はすぐに告発者を特定し、退職間際に左遷、服務違反を理由に停職処分、一方告発文うちいくつかの事が事実であったことからマスコミ注目、県議会に百条委員会を設置するも、告発主は謎の自殺、さらに盛り上がり斎藤包囲網ができあがって前代未聞の不信任決議全員賛成で知事は失職。
ところがネット上から既得権益側からいじめられるかわいそうな斎藤さんなどという声がではじめ、さらにここにN党立花孝志氏が参戦し告発主の公用パソコンには他の職員との不倫をやってる決定的データがあると暴露、この辺りで流れが変わり始め、投票日直前に兵庫県下の22市町の稲村支持表明、特に相生市長の机バンバンが逆効果に、そして斉藤氏は知事に返り咲いた。斉藤氏とその支持者はめでたしめでたしと。」
ここまででもドラマティックな展開をみせた『斎藤劇場』なんだがこれで一旦終わりだろうと思ったらまだ続きがあった。それが記事に書かれたPR会社のコラムだった。
(注・引用した折田氏のnoteは11月20日の当初の投稿から改ざん変更されています)
PR会社「merchu(メルチュ)」の社長である折田楓氏は斉藤氏のイメージアップに貢献し、当選の一助になったことは間違いないと思う。しかし、選挙PRの裏側を見せ、しかもその中身がどうも公職選挙法違反の疑いが濃厚な行為が含まれている。そんなの明らかにしてしまえば最悪斉藤氏が逮捕、逮捕は免れても公選法の連座制で知事失職になる可能性がある。仮に百歩譲って警察・検察からお咎め無しだとしてもこの問題は残り続け斎藤知事にとってマイナスに働くだろう。
このような内幕を披露したのには、一説にはN党の立花が当選の立役者という言説が気に入らなかったからと言われている。ただそれは関係ないにしても折田氏の選挙とはまた違うSNS発信をみるにつけて相当承認欲求が強い人であることは間違いない。
有能な働き者、有能な怠け者、無能な怠け者、無能な働き者の4つの中で組織に一番有害なのは「無能な働き者」である。無能な怠け者が一番害悪かと思われるが、こういう人は何もしないだけで決してプラスにならないが変に動かないから大きな害悪をもたらすことがない。兵庫県知事選挙チーム斎藤は折田楓という無能な働き者によって成果がぶち壊されようとしている・・・。