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人生を振り返って
「就職活動は何から始めれば良いか」というのを調べると、大体「自己分析をしましょう」と書いてあることが多い。
だから、てりあえずこれまでの人生を振り返ってみようと思う。
っていっても、全てを振り返ると膨大な量になるから、今日は中学・高校編。
大学や大学院の振り返りは前回の記事に書いたからしない予定。
中学校は本当に楽しかった。
仲良し7人グループ(いつメン)で毎日ゲームセンターへ行って、少ないお小遣いの中、1回100円のカーレースゲームをしたり、音ゲーをしたり。
3日に1回は公園へ行って鬼ごっこもしたし、夏は海へも行ったりした。
ちょっと悪いことも色々やって、親や先生にバレないか常にドキドキしていた。
罰ゲームが大好きな連中だったから、トランプで負けた奴は、彼女がいない場合「好きな人にメールか電話で告白」、彼女がいる場合「彼女に愛の言葉をメールか電話で伝える」っていう罰ゲームもあったっけ。
楽しかった分、皆と遊んだ後の帰り道が本当に寂しくて。
遠くの空はまだ少し明るいけど、近くの空はもう青暗くて、オレンジ色の街灯が輝いているような時間帯。
そんな時間帯に交差点へ差し掛かると、友達が1人、また1人と帰路を辿るために「また明日ね〜!」って別れていくんだ。
自宅に近づく頃には3人まで減っていて、自分は交差点を右に曲がり、友達は直進、もう1人は左へ曲がる。
交差点を渡り切った後に後ろを振り返ると、友達の背中や横顔が見えてね。そんな友達の姿を見ると
『卒業という名の交差点に差し掛かったら、皆んな自分の歩む道を選び、バラバラの方向に進むんだ。もう、7人で一緒に遊ぶことは出来ないんだ。』
って気持ちがいつも湧いてきて、悲しくなって。
だから、卒業式では、ボロッボロに泣いたな。だれよりも真っ先に、1番最初に泣いた。大泣きした。
そういえば、卒業式の後、好きな女の子に告白するために、その子と一緒に帰ろうとしたんだよね。
そしたら、その子の母親がいて、好きな子・好きな子の母親・自分の3人で帰ることになって、告白できなかったんだよな。親がいたら告白しにくいよなぁ…。
卒業後、クラスで集まる卒業パーティーにその女の子も来ていたから、パーティーの帰り道に告白しようと思ったんだけど、「好きな子・その子のことが好きなもう1人の男子・自分」の3人で帰ることになって、告白出来なくて。
いい加減忘れろっていう、かなりキツい話なんだけど、10年経った今でも3ヶ月に1回くらい、その子が夢に出てくるんだよね。
夢の中では、大人になったその子が自分の彼女になっているんだ。
その子は自分の事なんてもつ忘れているだろうけど、自分は10年間も引きずっていて。なんなんだろうね。
だからとりあえず、好きな女の子には告白したほうがいい。振られてもいいからマジで。じゃないと、10年引きずる気持ち悪い大人になっちゃう。
次に高校編
高校に入ってからは地獄だった。
公立受験に落ちて、私立の進学校に入学したから毎日毎日17時まで授業があって、土曜日にも授業があった。
しかも、「勉強一筋これ一本」のようなやつしか同級生にいなくて、マジで話が合わなくて。「Wiiって何?」って言われたからね。意味わからん。
中学が楽しすぎた反動もあったのかもしれないけど、次第にストレスが溜まっていっちゃって、あるテスト期間の最中に、教科書を歯で噛みながら「もう、人生どうにでもなれ」って、自分の身を捨てるような願いをしたんだよね。
そしたら本当に身体に異変が起き始めて、まず始めに学校の小便器じゃおしっこ出来ない身体になったんだよね。
なんでだろ?って思ってる内に、緊張したり暑い場所に行ったりして身体の体温が上がると、身体に火がついた線香を当てられてるようなチクチクした激しい痛みが身体に走るようになって。
その後だったかな、頭から爪先まで、白い瘡蓋のようなものができて、皮膚ボロボロ剥がれ落ちたのは。
瘡蓋と一緒に髪の毛も抜けて、髪は無いわ、全身の皮膚は赤く爛れてるわ、しまいに関節やられて歩けなくなり、車椅子生活になるわ。
病院へ行ったら、関節性乾癬っていう病気って言われてね。
みてこれ、やばくない?これは大学1年生くらいの時の写真。
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皮膚がフケのように剥がれるから、黒い服を着たら襟がフケだらけになるんだよね。
だから不潔に見えるし、鼻の周りや頬、おでこも皮膚が真っ赤だから、なんかもう「かわいそうな人」だったよね。
お風呂が大変でさ、30分間湯船に浸かって皮膚を柔らかくした後、1時間かけて身体全身の瘡蓋を擦って剥がすんだよね。しかもその瘡蓋は毎日できるから、毎日2時間かけて皮膚を剥がすの。
本当は剥がしちゃダメなんだけど、剥がさないと痒くて気持ち悪くて生活してられないんだ。
毎日21時から23時の2時間は風呂に入って皮膚を剥がさなきゃいけないから、Twitterのフォロワーに「夜、一緒にゲームやろ」って言われたとき、断らないといけないのマジで辛かった。
こんな感じで高校1年生の終わりに体調を崩して、2年生からは不登校になり、単位が足りずに留年することになるんだけど、同じ学校で2年生をやり直すのは嫌だと思い、転校したんだよね。
転校先の学校は、過去に何らかの悩みを抱えた人たちが集まる場所だったから、こんな見た目でもいじめられることなく普通に過ごせたな。
正直、高校時代は辛すぎたせいで全然記憶が残ってないから、語れることも少ないんだよね。
でも辛いことばかりじゃなくて、Twitterで最高のフォロワーと出会えたり、自分の病状を見た親友から暖かい言葉をかけてもらったり。
人に恵まれた高校生活だったな。
中学・高校生はざっくりとこんな感じ。
ちなみにこの酷い皮膚の状態は16歳から24歳までの8年間続き、去年の11月に寛解したよ。
8年苦しめられたものが無くなって、本当に嬉しかった。
毎日2時間お風呂に入らなくてよくなって時間もできたし、見た目が良くなったから恋愛したい!って気持ちも湧いたし、行きたくても行けなかった銭湯にも行けるようになった。
本当に幸せ。医学の力ありがとう。
そろそろこの記事も終わりにするけど、
この前、中学生から続いている親友から
「人生の中で拾う貧乏くじを、お前はもう全部引いたな」
って言われた。
ってことは、あとは当たりくじしか入ってないってことだね!
彼女が出来て、美味しいものを好きなだけ食べて、好きな時に寝て、関わりたい人とたくさん関わって、笑って過ごす。
10年後の自分はどんなふうになっているかとっても楽しみ。
さてさて、ネガティブな話は前回と今回の記事で終わり!
ネガティブなこと言ったって、誰も幸せにしないからね。
次回はどんなこと書こうかな!
ここまで読んでくれてありがとう!次出す記事も読んでくれると嬉しい!
じゃあな!