オーストラリアの語学学校は夜がおすすめかもというお話
はじめに
現在、オーストラリアで語学学校に通っていますが途中でイブニングクラスに移りました。
経緯は「約2ヶ月半語学学校での出来事と感想」で記述しましたが、日本人だらけで気分を変えたかったので2か月目に申請をしました。
そこでモーニングクラスで感じたことイブニングクラスで感じたことを比較しながらメリットデメリットをもう少し深くまとめてみよう思います。
あくまでも私が通っている学校の話なのでオーストラリアの語学学校すべてがそうと決めつけているわけではないので、ご理解ください。
モーニングクラス
感じた事
オーストラリア(特にメルボルン)は今、日本人だらけです。
そうなると必然的に語学学校も日本人だらけになります。私は当初モーニングクラスのPre-Intermediateに通っていましたが、体感90%が日本人でした。日本の英会話教室かと錯覚するレベルでした。
毎週新しい生徒が入ってきますが、大抵日本人でした。
留学エージェントが良く日本人比率を数値化して学校をすすめてくれますが、これはあくまでも全体の比率なので、日本人の英語のレベルが似たり寄ったりであれば必然的に一つのクラスに固まることになります。
さらに今、オーストラリアに来ている日本人はご存知の通り、大抵がワーホリです。
なので、全員ではありませんが英語を学びたいというより「とりあえず通っておく」みたいなスタイルがほとんどでした。
ゆえに皆さんそこまでやる気がないしサボる人はサボります。
(但し学生ビザ勢は別です。サボりすぎるとビザに影響があるので)
校内では休み時間などは日本語が飛び交います。
厳格なEnglish Onlyのポリシーがある学校なら問題ないですが、緩いとそこまでです。
良く留学ブログで「日本人同士でも校内では英語を話そう」「日本人との関わりは程々に」とか書いてありますが、これをこのような環境でやるのが如何に難しいか語学学校に行っていた方はお分かりかと思います。
こちらがいくら仮に英語で話しても相手がその気がないならそれまでです。
日本人との関わりも90%が日本人ならグループワークも日本人とやらざる負えなくなります。
モーニングクラスで感じたのは日本人の若者が如何にオーストラリア(メルボルン)にワーホリに来ているかという事と環境の大切さです。
特に環境は「環境に文句を言わずやれ」みたいなことを言う人がいますが、私は逆に環境こそ大事だと改めて思いました。
メリット
ここまで書いておいてメリットはあるのかという感じですが、無くはないです。箇条書きでまとめてみました。
ホームシックを感じにくい
(ワーホリ勢なら)同じ境遇同士情報交換できる
いざという時にすぐに相談できる仲間ができる
夜のイベント(クラブなど)に参加しやすい
デメリット
私的にはたくさんありますが、特に感じたものだけを箇条書きします。
日本語で話してしまう
マンネリ化がすごい
朝が苦手ならしんどい
(語学の面で)切磋琢磨できる人に出会いにくい
イブニングクラス
感じた事
日本人が本当にいないです笑
モーニングと別の学校に来たのかというレベルでいないです。
南米勢がほとんどです。
これはPre-Intermediateも途中から昇級したIntermediateも同じでした。
最初に一人だけ私以外に日本人いましたが、その人は朝が苦手でイブニングに移ってきたようです。
しかし朝のクラスで出会った日本人よりも積極的に南米勢とコミニケションを取っていて刺激になりました。
これは彼の頑張りもありますが、そうせざる負えないという環境だったという面が大きそうです。
このような環境だと英語を話す以外彼らとコミュニケーションを取る手段がありません。(スペイン語が話せるなら別ですが…)
間違えたらどうしようと考える余裕がなくなり、「話さなきゃ伝わらん」というマインドに変わりました。
彼らも休憩時間はよくスペイン語を話していますが、私が輪にいるときは彼らも英語を話すことが多いです。
そうすると互いに単語や表現が分からないときに補い合うような会話になって勉強になりました。
彼らも非ネイティブなので英語の正確性を伸ばすというより間違えを恐れないマインドと相手に伝わらないときの言い換え能力は間違いなく上がると思いました。
また語学って相手と仲良くなるのにもってこいの手段だなと改めて感じました。
例えば、私が日本人だというと少し日本語を知っていたら何かしら言ってくれて私は嬉しかったですし、逆に私が少しスペイン語を話してみると彼らは嬉しいそうな反応をしてくれます。
イブニングクラスに移ってから簡単な挨拶と自分の名前と出身地そして相手に聞き返すスペイン語を知りました。(寧ろそれしか知らない)
あと、これは語学と関係ないですが私はイブニングクラスに移ってから感情が豊かになった気がします笑
日本にいるときから私は感情を表に出すのが苦手でした。
しかし彼らの英語の話し方には感情がこもっていて良く笑います。私も知らず知らずのうちに影響を受けていたのかも知れません。
日本人の友人に久しぶりに会ったら「人間らしくなったね」「笑うようになったね」って言われました笑
メリット
日本人が少ないor全くいない傾向にある
朝寝坊できる
(日本人が少ないorいないので)英語を話すしかない
英語が伝わらないときの言い換えが上手くなる
語学面で切磋琢磨できる人に会える(かも)
(ワーホリ勢なら)早朝から夕方の仕事にも応募できる?
感情が豊かになる笑
デメリット
日本語で相談できない
英語が嫌になっても話すしかない
生活習慣が乱れがち
日本人の友人とスケジュール合わなくなりがち
たまに南米勢のノリに面喰う笑
(やる気のない人は)日本人以上にやる気がない
最後のは日本人でも前述のとおりやる気がない人がいますが、彼らでやる気がない人は日本人のそれよりもやる気がないです笑
まとめ
あくまでも私が通っている学校のケースですが夜のクラスがおすすめかもというお話でした。
私は語学留学が目的なのでこの環境に変えて本当に良かったです。
ただ私のように語学で来ている人は少数だと思いますし、色んな事情でイブニングクラスに移ることができない人もいるかと思います。
そういう場合は日本で英語を頑張ってはじめから上のクラスに行くのがおすすめです。
今回はあくまでもPre-Intermediateという日本人が固まる傾向にあるクラスでモーニングにいている人で同じ境遇の人にはおすすめという感じです。