【食料】コメ～、コメをくれ～
本日の経済ニュース。いくら読んでも、謎だらけ！
政府の備蓄米の放出に関しては市場への影響が大きいとして「慎重に考えるべきだ」と述べた。
そりゃ、市場へ大きく影響するほどのコメを”大量に”放出したら影響が大きくなるかもしれませんが、影響が大き過ぎない程度の量を計画的に放出すれば良いだけの話ではないでしょうか。
足元の状況を巡っては、8月は在庫が最も少なくなる端境期であることに加え、南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）や台風により買い込む人がいたことが影響したと説明した。
「8月は在庫が最も少なくなる端境期である」については、８月は毎年やってくるものですが、昨年、一昨年……の８月にスーパーからコメが消えた様子は見たことがありませんね。
「南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）や台風により」についても、過去の地震や台風でスーパーからコメが消えたのは見たことがありません。非常食用としてであれば、尾西のアルファ米やパックご飯などからまず無くなっていくでしょう。また、非常食ということであれば、飲料水なども無くなっているはずですが、飲料水はスーパーには普通に並んでいます。
このように農相の説明ですら納得感がないために、「戦争準備説」や「2024年食料危機説」などの説がまかり通ってしまうんでしょうね。
8月21日のnote記事でも取り上げたように、国は「食料供給困難事態対策法」を今年６月に可決・成立させたばかりです。
スーパーの棚からコメがほとんど消えてしまった現在の状況は「食料供給困難事態」ではないんでしょうかね。備蓄米の放出を渋っている場合か！
ものすごく穿った見方をすると、先日上場した「堂島コメ平均」（米穀指数）を上昇させるためというインサイダーまがいの理由なんじゃないかとさえ思えてきますね。
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