【旅行】これって、九年庵バブル?
昨夜、3泊4日の岡山旅行から帰ってきたばかりですが、今日は朝から佐賀県神埼市の「九年庵」鑑賞です。
九年庵は1年に春と秋の2回しか一般公開されておらず、今年の秋の一般公開は、11月15日(金曜日)から11月23日(土曜日・祝日)の9日間です。さすがに、明日は土曜日・祝日で最終日なので大混雑が予想されましたので、疲れてはいましたが頑張って博多から車で約1時間、吉野ヶ里公園の臨時駐車場まで走りました。
鑑賞しての率直な感想は、「えっ? これって、『日本三大がっかり』クラスのがっかりじゃね?」です。
観光WEB等に掲載されているような紅葉は全く見られず、鑑賞時間はほんの10分強でした。
今年のような猛暑だと、九州の場合、平地はほとんど紅葉していません。帰りに背振の山越えをして福岡まで帰りましたが、背振の山上ですら木々は青々としているくらいなので、平地は尚更です。来年からは一般公開を12月にずらす方が良いのでは。
また、今年から、山林部平場(面積は約1,000平方メートル)を新たに公開していたのですが、それを含めても10分もあれば鑑賞してしまえるくらいの広さしかありません。
後から後から、観光バスや観光ツアー団体がやってくるのですが、みなさん、どう感じたんでしょうね。。。。九年庵バブルとしか言いようがない。
博多から往復2時間かけて来て、鑑賞時間10分では寂し過ぎるので、吉野ケ里歴史公園の臨時駐車場に設けられた臨時入場口から入場して、吉野ケ里歴史公園を散策することにしました。吉野ケ里歴史公園は、10年以上ぶりに2回目なのですが、1回目は時間が無くて「環濠集落ゾーン」しか回っていなかったのですが、今日は、「古代の森ゾーン」を散策しました。
昨日まで、3泊4日で、「森の芸術祭 岡山」を巡ったばかりだと言うのに、九州に帰っても、また「森」です。
そう言えば、先々週に読了した「文庫版 鵺の碑」にも、山林部を放浪する集団である山窩(サンカ)が大きく関わっていましたね。
これからは、「森」がトレンドですかね。