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【ライフプラン】ライフプランシミュレーションを作成してみた! その②

昨日のnote記事「【ライフプラン】ライフプランシミュレーションを作成してみた!」の続きです。
実際に、ライフプランシミュレーションを作成していきます。

まずは、「1.Lips作成情報」欄の入力です。私の場合、独身一人暮らしなので、「1-3 婚姻年」や「1-4 子供の人数」等を入力する必要がないので、楽です。

1.Lips作成情報

次に、「2.収入」欄の入力です。

実は2024年11月をもって今の会社を退職する予定で、実際には残り数か月分の給与収入があるわけなのですが、これはもう誤差の範囲と捉えて給与欄には何も入力しません。

年金についてですが、ちょうど先日「ねんきん定期便」が届いたばかりなので、その数値1,747,938円を採用します。これは支給額なので、実際の手取り額を入力する必要があります。手取り額の比率については、下記のサイトを参考にして、手取り率89%で計算してみます。

1,747,938(円/年)×89%÷12(ヶ月)=129,639(円/月)

こうやって、月の手取り額にしてみると、寂しい金額ですね。
実際、この年金収入のみで、シミュレーションしてみると、ライフプランは下のグラフのようになります。

貯蓄額の推移 (年金収入のみ)

念のために書いておくと、支出は、仮設定として5百万円/年程度を計上しています。現実的には、年を取って体力も減退しているので、そんなに遣えないとは思いますが。

シミュレーション結果としては、74歳で家計破綻しています。さすがに、59歳途中から65歳まで無収入で、65歳から年金のみの収入で、5百万円/年の支出を行うと、5千万円以上の金融資産があっても家計破綻するということですね。恐ろし~~。

収入を増やす手段の一つとして、母親からの「生前贈与」を非課税枠目いっぱいの110万円/年、毎年計上してみます。昨年、父親が死亡したのですが、それまで「生前贈与」を全く行っていなくて、予想外の相続税を支払うことになってしまい反省しましたので、「生前贈与」は必須です。
この場合のシミュレーション結果は、下のグラフです。

貯蓄額の推移 (年金+生前贈与)

家計破綻する年が74歳→89歳に後ろ倒しになりました。

さらに、年金+生前贈与に加えて、投資収入(FX、投資信託等)で、10万円/月の収入を得ると仮定します。シミュレーション結果は、下のグラフです。

貯蓄額の推移 (年金+生前贈与+投資)

家計破綻することはなくなりました。75歳くらいまでは、貯蓄額は減少していきますが、75歳以降は年間収支がプラスに転じ、貯蓄額も増加していきます。これは、75歳以降は加齢により、支出額が減少するように設定されていることに拠ります。

こうやって様々なシミュレーションを行ってみると、無理せずに確保すべき「投資収入の目標額」などが明確になりますね。

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