
【為替】アメリカ・消費者物価指数(CPI)発表等によりドル高・円安が進行
昨日(2月12日)の22:30に「アメリカ・消費者物価指数(CPI) 01月」が発表されました。

1月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が3.0%となりました。市場予想の2.9%を上回り、4カ月連続で加速しました。
この発表を受けて、ドル高・円安と株安が進行しました。円相場は一時1ドル=154円台後半まで下落し、前日比2円程度ドル高・円安となりました。

15分足チャートで見ると、153.5円近辺から154.0円近辺に窓を開けて跳んでいますね。
このドル高・円安が、短期的にFXに与えた影響はまた週末に分析しますが、中長期視点での「米国債」買いを検討してみます。

日足チャートで見ると、ここ4~5日のスパンで見ると急速にドル高・円安が進んでしまいましたが、1~2カ月のスパンで見ればまだドル安・円高の水準にあります。
一方、「米国債」を買うのに良いタイミングは下記の通りです。
1.金利動向…新発債を購入するなら、単純に高金利の時
2.政治・経済状況…政情が不安定になったり、景気が悪くなった時
3.インフレ動向…インフレが続いて、金利が上昇して、債券価格が下落した時
4.為替動向…ドル安・円高の時
本日現在の145円近辺の水準を「ドル安・円高」の状態と評価するならば、上記の「4.為替動向…ドル安・円高の時」に合致しますので、米国債を仕込むチャンスと言えます。
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