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【新NISA】理屈じゃないのよ投資は HA HAN♪

2024年から2025年へと年が変わり、新NISAの「年間投資枠」も新たに2025年分の360万円を投資することが出来るようになります。

NISAを知る(金融庁)

つみたて投資枠」120万円の方は毎月10万円ずつクレジットカード積立で地道に投資していくの一択なのですが、「成長投資枠」240万円について1年間にどのように投資していくのかの戦略を決定する必要があります。
大きくは、「一括投資」でいくのか、それとも「分割投資」でいくのかの選択があります。「一括投資」の場合は、1月初めの今すぐにでも240万円を一括投資するイメージです。一方、「分割投資」の方は、例えば、1月に20万円、2月に20万円、3月に20万円………というように何回かに分けて投資するイメージです。

理屈(理論)から言えば、「一括投資」の方が有利であるのは確かで、例えば下記サイトをはじめ様々なサイトで、「一括投資」の方が有利であることが証明されています。

なぜこんな現象が起こるのでしょうか。その理由は意外に単純です。
一括投資なら、全額を丸々10年間運用します。しかし分割投資の場合、後から投資するお金の投資期間が徐々に短くなっていきます。丸々10年間運用するのは、最初に積み立てた1万円だけです。3年後に積み立てた1万円の運用期間は残り7年、8年後なら残り2年、最後に積み立てた1万円に至っては、わずか1カ月しか運用できません。これらを平均した運用期間はほぼ半分と短くなりますから、それだけ増え方も小さくなるし、元本割れ確率も下がらないのです。

PRESIDENT

今後10年~40年以上も運用する予定のある若年層はもちろん、私のようなアラカンで65歳まで残り5年程度しか運用期間が残っていない人間にとっては尚更、時間を有効に使う必要があるので、とにかく早く投資するのが良いに決まっています。

が!


投資は、ただ理屈(理論)に則って、儲ければ良いというものでもないんですよね~。
昨年6月に新NISAをスタートさせていきなり成長投資枠を使い切ってしまっており、8月の大暴落の時に枠が残っておらず買い増しすることが出来ずに指を咥えて見ていなければならず悔しい思いをしたのは記憶に新しいところです。

三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の価格推移


8月の新NISAの反省を踏まえ、11月に外貨預金でドル円が急落した際には、ナンピン買いを繰り返し成功しました。ナンピン買いが成功した場合の爽快感は投資の醍醐味と言えます。


という訳で、今年も一年に一回くらいは大暴落(=バーゲンセール)が到来することを期待して、一定程度の「成長投資枠」を残しておくこととします。

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