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【年金】「モデル年金」っておかしくね?

本日の経済ニュース。厚生労働省が、公的年金に関する長期的な見通しを示す5年に1度の「財政検証結果」を公表したとのこと。

財政検証結果」と言うものを今まで見たことが無かったので、検索してみました。厚生労働省のWEBです。↓

開いてみて、いきなり行き詰りました。。。数字や情報量が多すぎて、どこが結論なのか、分からない💦
たぶん、これが結論なんだろうと思われるページを、コピペしてきます。

令和6(2024)年財政検証結果の概要

まず、「所得代替率」という聞きなれない専門用語が出てきます。
右側に、「所得代替率」についての説明書きがあります。

所得代替率=(夫婦2人の基礎年金+夫の厚生年金)/現役男子の平均手取り収入額

令和6(2024)年財政検証結果の概要

あれっ? 割り算の分子は「2人」なのに、分母は「1人」になってて、おかしくね?

この「夫婦2人」というのが、いわゆる「モデル世帯」で、モデル世帯として得られる年金が「モデル年金」ということみたいですね。
「モデル年金」についての問題提起が、こちら(↓)

未だに、「片働き世帯」を標準的なモデル世帯としていることに無理がありますね。どう考えても、現実的には、「共働き世帯」の方が標準になっているでしょう。

個人的には、私のような「単身世帯」について、たった3行しか記述されていないことに寂しさを感じます。

単身世帯のモデルに係る論点

 また、単身世帯には様々な形態(生涯未婚や離婚、死別に伴うもの等)が考えられる中で、単身世帯のモデルを検討する場合には、どのようなライフコースを送る単身世帯をモデルとして想定することが可能なのか、適当なのか、その場合の賃金水準、就労期間についてどう考えるのかといった論点がある。

令和6(2024)年財政検証結果の概要

いずれにしても、「財政検証結果」を読もうとしても、専門用語前提条件が次々に出てきて、これらを一つ一つ調べないといけないので、時間がかかりますね。

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