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【敬老の日】何歳まで働きますか?

本日は、「敬老の日」です。
昨日、総務省が、「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」を公表していますので、目を通してみました。

2.高齢者の就業(労働力調査、OECD.Stat)
65歳以上
の就業者数は、20年連続で増加し914万人と過去最多
就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合は、13.5%
65歳以上の年齢階級別就業率は、いずれも過去最高に
日本の65歳以上の就業率は、主要国の中でも高い水準

統計からみた我が国の高齢者

目を通してみたのですが、高齢者の定義がすべて「65歳以上」となっていて、私が知りたかったものとは違っていました。私自身は、現在の年齢が59歳と2ヵ月でして、あと10ヶ月で60歳の大台に乗るので、60歳~64歳の高齢者の実態が知りたかったわけです。
そもそも、私は昔堅気の人間なので、てっきり「60歳以上」が高齢者だと思い込んでいたのですが、世の中はそうでもないようですね。

「何歳以上を高齢者と呼ぶかは、時代や地域によって異なる」としながらも、「世界保健機関(WHO)が65歳以上を高齢者としている」ことを根拠に、65歳以上を高齢者と定義づけることが多いようです。さらには、国は、年金財政が逼迫していることなどから、高齢者を「70歳以上」などに引き上げたがっているんでしょうね。

というわけで、「統計からみた我が国の高齢者」には、基本的に、65歳以上の高齢者のデータしか掲載されていないのですが、「図6 65歳以上の年齢階級別就業率の推移(2013年~2023年)」には、(参考)として「60~64歳」のデータも併載されています。

65歳以上の年齢階級別就業率の推移(2013年~2023年)

2023年時点において、60~64歳の就業率は74.0%となっています。4人のうち3人は、60歳を超えても就業し続けているということですね。

65歳以上の就業率は25.2%となっています。現在の「高年齢者雇用安定法」では、65歳までの雇用機会の確保が義務付けられているため、65歳を超えると急に就業率が下がるんでしょうね。

私自身については、60歳を超えて”雇用されて”働き続ける気力も体力もありませんので、近々退職(プチFIRE)する予定でいます。

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