CA Tech Dojo - Android編 - に参加した話【本番編】
皆さん、こんにちは。みおっちと申します!
前回に引き続き、私が3月に参加させて頂いたCyber Agentさんのインターンでの体験記を綴ります。
今回は『本番編』ということで、Dojo期間中の話をしたいと思います。
前回の記事はこちら↓
課題
chatGPTのOpenAI APIを利用してchatGPTと1対1で対話できるアプリを開発
使用した技術
言語:Kotlin
アーキテクチャ:MVVM
通信:retrofit
デザイン:material3
Dojoの様子
1日目
準備編の通り、私はAndroid Studioをほぼ触ったことがなく、kotlinの事前勉強がほとんどできませんでした。もちろんその状態で自力での開発ができるわけもなく、この日はUI作成はおろか、エラーが頻発してしまいビルド可能な状態まで復旧できませんでした。
ランチDojo
期間中は毎日オフィス周辺のおいしいご飯屋さんに連れて行っていただきました。日ごとに学生のメンバーが入れ替わるだけでなく、社員さんや元dojo生の方などさまざまなバックグラウンドをもつ方をお話する機会が得られ、非常に有意義なランチタイムを過ごせました。
2日目
他の学生さんやメンターさんに質問し、基本となるトーク画面のUIを最低限形にすることができました。この段階でようやくcomposeやscaffold、material3などアプリ開発に使用しているものの役割と意味、その必要性を理解し始めました。
3日目
そしてここからretrofit地獄に沼ります。ModelとViewmodelの間の通信が残りの期間私を苦しめることとなります。
土日
コワーキングスペースにみんなで集まって作業しました。
互いに教え合ったり、お菓子を「わけわけ」して一日中コーディングしていました。
4日目
学生さんやメンターさんに質問し、この日の夕方にようやく通信ができる状態に(涙目)
他の学生さんはよりユーザーフレンドリーなUIに改善したり、個性あふれる機能を実装したりなど、先へ先へと進んでおり非常に焦った記憶があります。
5日目
メンターさんによるサポートのおかげで、コードフリーズ直前のギリギリでようやく必須要件をみたすことができました。
成果発表
思い思いの発表スタイルで、互いの成果物に関して説明しました。個性あふれる作品ばかりで、発表を聞いていて驚かされる場面が多かったです。
懇親会
たくさんの社員さんたちが集まってくださり、みんなでお疲れ様会をしました。コーディングをしていた間は課題をこなすのに必死のあまり雑談をたくさんできなかったので、すっきりとした気持ちで迎えられ非常に楽しかったです!
私の成果物
こちらが私の成果物です。
…発言者が全員"You"になっていますが発言者を切り替えるコードを書く余裕がなかっただけで、実際にはユーザーとchatGPTが交互に会話しています笑
実際に動く様子がこちらの動画になります ↓↓↓
反省点とこれからの展望
自分から積極的に質問できなかった点が大きな反省点です。最終日のメンターさんからのフィードバックにおいてMoreポイントとしてアドバイスして頂いたのもこの点でした。
普段なら絶対直接お会いできない社員さんに気軽にどんどん質問できるのがオフラインインターンの一番の利点と言えるので、今後また対面型のインターンに参加する際にはもっと積極的な姿勢になろうと思います!
他の学生さんはRoomを使ってトーク履歴を記憶したり、Navigationを使って設定画面などへのページ遷移をしたりしていました。より良いアプリの開発に向けて、今後はこちらの勉強を進めたいです。
全体を通しての感想
私はこのインターンに参加できて、非常に有意義な時間を過ごせたと感じています。
このインターンで得られたものの一つ目は、普段のキャンパスライフを送っているだけでは決して関わることのできなかった、さまざまな背景をもつ方々と接点をもつことができたという点です。全国津々浦々からいらっしゃった学生さんたちと一週間を通して交流できて多くの刺激を受けました。同年代とは思えないほど頼もしく、これからもSNS上のみならずオフラインで定期的にお会いしたいです。また、ランチタイムを通していろんな社員さんや元dojo生の方とお話して自分の将来をゆっくり考えることができ、コーディング中にもメンターさんのみならずたくさんの方々が駆けつけてくださったおかげで質問の機会を多く与えて頂きサポートして頂きました。いつかまたどこかのイベントなどでお会いできると嬉しいです。
次に二つ目は、「自分が将来やりたいこと」を見つけられたことです。私は普段生物系の研究に励んでおり、最近は時間がなく趣味のプログラミングができていなかったのですが、将来的にはSEになりたいとぼんやり考えていました。しかし、SEといっても、「何のサービスを作りたいのか」「何に携わりたいのか」などの具体的なキャリアプランや方向性が全く定まっていませんでした。今回のインターンに参加させていただき、課題への取り組みや周りの方々との交流を通して、私は強くAndroidエンジニアの道を希望するようになりました。
私はこの4月から修士1年となり就活に残された時間は短いですが、今回学んだ知識や得られた経験を生かし個人での開発も重ねて、立派なAndroidエンジニアになりたいです。そして、今回出会えた方々にまたいつかどこかで会えたら嬉しいです。
おわりに、このインターンに参加できて本当に楽しかったです!!
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