「言えない」が信用を失う
起業、開業を考えている人、
会社で上を目指す人ならば
必ず直面する事なので書きたいと思います。
仕事上で「この人のここがちょっとな…」
「ここを直してくれればな…」と思う事に直面しますよね。
プロとして働く場合、こういう事をうまく伝えなければ、信用を失い、人が離れていく場合があります。
わかりやすい例えとして、カメラマンでお話します。
あなたがもし、まだプロとしてではなく、アイドルを撮影する依頼が来たとします。
料金はプロの半額での依頼。
アイドルの撮影だし、心踊ります。
いざ、撮影の日
アイドルは自分のお気に入りのポーズがあるが、
撮影するこちら側は
もっと素敵に写真が撮れる角度がある。
でも、こちらの要望を言えない。
言いづらい。
そして、撮影はスタジオの時間が過ぎ終了
後日、写真を見たアイドルは、それ以降あなたに仕事を依頼をしてくれなくなりました。
当然ですよね、
もし、百戦錬磨のプロが撮影した場合、
撮影早々にうまくポーズを変えさせ、更にその子の自然な表情まで引き出すでしょう。
その写真を見たアイドルはどちらを選びますか?
これは例えでしたが、
僕の仕事でも当然あります。
プロならば、相手に利益の出る事は必ず言わないといけません。
僕の場合だと、法律の事なので、そもそも相手がわかっていない事がほとんどです。
相手が怒らないように伝えて
さらにこちらはそれをメモに取ってたとしても
「あの時何で言わなかったんだ」とも言われる事があります。
言ったのに忘れられているんです。
言いたくない事を言わないでいいのはプライベートや役職のない人くらいじゃないでしょうか?
だからプライベートの人は居心地がいいんですね。
ビジネス上で言わないでいい時は、相手にとっても自分にとっても利益がある時だけです。
ビジネスの上でそんな事はほとんどないでしょう。
どう伝える?
相手が不快にならない言い方を想定して、想定して、想定して、
考えます。
思った事をそのまま伝えている人は、そこ止まりでしょう。
この差だけでも、あなたとプロの差に圧倒的な差が出来てしまいます。
僕も何度も直面した事です。
ご参考にください。