ギターレッスン#4 Good Times Bad Times ギターソロ完全解説
今回はレッドツェッペリン Good Times Bad Times のPt. 2 のギターソロをTab譜とビデオ付きで完全解説します。この曲のギターソロはザ・ジミーペイジ!と言える彼の特徴的なテクニック満載なので、是非チャレンジしてみてください。
・今回の楽曲とフレーズです
◆ フレーズ1 ”Em ペンタ フレーズ”
【フレーズポイント】
・定番のロック/ブルースフレーズ。ピッキングのパターンはDDU(1小節目)
・2、3音目は人差し指の腹で2本の弦両方押さえます(1小節目)
・2小節目の3音目も人差し指の腹で2、3弦両方押さえます
◆ フレーズ2 "2音チョーキング”
【フレーズポイント】
・1小節目の1音目が2弦20フレットから2音チョーキングです
・2音チョーキングは指ではなく、手首の回転で弦を持ち上げましょう(1小節目)
・チョーキングの速さはビデオを参考に、スタート地点からターゲットの音まで一気に持ち上げるイメージで(1小節目)
・2小節目の1音目は1音チョーキングなので、2音チョーキングと音程お比べながら練習しましょう
・2小節目の4、5、6音目はビデオを参考に3連のリズムで演奏しましょう
◆ フレーズ3 ”Em ペンタトニックラン”
【フレーズポイント】
・1小節目はこれぞジミーペイジスタイルな3連ペンタの早弾きです。
・このフレーズは6音で1かたまりなので、Tab譜を参考に、6音ごとの最初の音にアクセントをつけるとフレーズが締まります
・2小節目の17フレットの1/4チョーキングの音はダウンピッキングで弾きましょう
◆ フレーズ4 ”メジャーとマイナーペンタのミックス”
【フレーズポイント】
・1小節目ではこれもジミーペイジおなじみのメジャ3度ーとマイナー3度のミックスフレーズです
・1弦16フレットがメジャー3度、同弦15フレットがマイナー3度の音です
・このようにメジャーとマイナー3度の音を混ぜるとペンタ一発では出せない、こなれたブルージーな感じが出せます
◆ フレーズ5 ”エンディングのギターソロ"
【フレーズポイント】
・エンディングソロのフレーズ。フレーズ3のペンタトニックランの逆バージョンとも言えます
・このフレーズも6音1かたまりで、最初の音にアクセントをつけます
・このフレーズはEmペンタトニックGボックス(ボックス5)から出来ています
==
今回のフレーズは以上になります。お疲れ様でした!
この曲のギターソロはジミーペイジの個性が集約されていると言えるので、彼のスタイルを研究したい人はぜひトライしてみてください。