介護リーダーの悩み、どんどん人がいなくなる・・・

いつも人手不足!


そもそも慢性的な人手不足の介護業界。

ただ人手不足といっても、ちゃんといるフロアもある。

何が違うのか?


今回は人がいなくならない業務の回し方を紹介します。

介護業界の業務はリーダー事にやり方や向き合い方が違ってくる、という特性がありますよね?

人が少なくなるフロアは働く職員に寄り添ってないケースが多いです。


介護職の給与はそんなに高くありません。

だからこそ、それなりの働き方が大事なのです。


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やらないといけない事と、やった方がいいことは違う


疲労が蓄積する職場の特性として、主観で業務を行っている、という点があります。

例えば備品の管理。

一日一回の消毒でいい、とされている。

でも感染が気になるから毎回消毒する。

やっているフロアと、そうではないフロアと比較すると業務量がかなり違います。

そして、得られるのは管理者の満足がメイン、実際の効果は非常に少ないです。


疲労すると思考、免疫力が低下します。

そうなると職員はいつも疲れ、病気にもなりやすく、どんどん人手は減っていきます。


省いた方がいい業務内容はこれら

  • 備品管理

  • レクリエーション

  • 細かいこだわり

  • 他フロアがやってないのに、やっている事

  • 完全管理を目指した業務

介護は生活の場です。

医療の場ではない以上、完璧である必要はありません。


そもそも利用者さまは、部屋でごろごろして本やテレビを見てたいんです。

寝てたいんです。

利用者さんが自分を持てば、自分から動いてくれます。

そうすれば業務負担もかなり減ります。


出来たらやった方がいいことは、やらなくても変わらないが原則

明言しますが、やっても給料は増えません。
増えるのは疲労と、利用者さんの心疲れだけです。
よくやってるね、と言われるより、なんでやってるの?と実際は思われてます。

ルールで決まっている業務を拡大解釈して、増やすのは止めましょう。
諸悪の根源です。

仕事量の多い職場は疲れも溜まる、結果職員も続かない

そもそも仕事に対するスタンスは皆違います。
しっかりケアをして、利用者の生活を豊かにしよう!という人もいますが、時間だけしっかり働けばいい、そんな人も多いです。

仕事だけしたい、そんな職員は仕事量が多い職場にはいたくないです。
そういった戦力がなくなれば、頑張ろう!とやりがいある職員も潰れていきます。
結果、人手不足が加速していきます。

最大のリスクはやってしまうと止められなくなること


「最初はありがとう」
「2回目はいつものこと」
「3回目以降はなんでやってくれないの?」

プラスの仕事をして感謝されるのは最初だけです。
お客様は介護保険が財源ですから、定額働かせ放題の考え方です。

意識が高い職場
そう言われるかもしれませんが、得られるのは管理者の満足度だけです。
部下はなんでここまでやるの?と思っています。


職員の負担を減らすのが第一、継続可能な職場を目指す

コスパの悪い職場は嫌われる。
これはどの職種でも同じです。

介護職の給与はだいたい平均23万ほど。
手取りで20万を切る人も珍しくありません。
沖縄・中国・四国・東北など、最低時給は低めなエリアは切っている場合が多いです。

やりがいも大事。
ですが、給金なりの仕事であるか、も大事です。

もしかしたら、あなたの職場もフロアで仕事内容が違うかもしれません。確認してみたら、自分たちだけ大変だった!
そんな事もあります。

まずは色々聞いてみましょう!
そうすればきっと楽になるはずです!



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