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介護と仕事(悩むの巻①)

GWも終わりますね。

実家には、妹が帰省してくれた。
父の布団を夏仕様に替えたり、炬燵を片付けたり、今回も大車輪の活躍。
サンキュー!

私は、睡眠導入剤のおかげで少し長く眠れるようになった事もあり、体調が安定してきた。眠りって本当に大事ですね。


今日は仕事について。

大学卒業後、同じ会社で貿易事務の仕事をしてきた。

・同じ間違いはしない
・失敗は成功の母
・「雑用」という仕事はない(どんな仕事にも意味がある)

自分なりのモットーを持ち、それなりの経験と知識とスキルと人脈も増え、会社にも評価して貰い、周囲の人にも恵まれ、忙しいながらも充実した会社生活を送ってきた。

そこに降りかかって来たのが、離れて暮らす両親のケア。

2020年6月。

父と母が同時に検査入院する事になり2週間の予定で帰省。
ちょうどコロナ禍の初期で会社でもテレワークが導入された時期だったので、九州の実家でテレワークをさせて貰う事に。

帰省は2週間の予定だったのに、母は階段を転げ落ちるように体調が悪くなり8月に他界、父はガンが見つかり腎臓~膀胱を摘出する事に。
そして母が息を引き取った翌日に9時間の手術をして1か月の入院。

母を1人で送り、様々な手続き。
入院中の父の元へ通い、退院後のストーマ生活を手探りでサポート。
いま思い出しても、よくやった!!と自分をぎゅっと抱きしめたいくらいに、本当に大変だった(>_<)

2020年。ワクチンはまだまだ先の事。
東京近県の感染者拡大で、東京と九州を行き来する事は難しく、神奈川に住む妹が帰省する事も難しくて。(その頃、東京は500人程度だったけど、地方は10人でも大騒ぎ。関東の人は来ないで!感が凄かった)

結局、私は2021年3月まで実家でテレワークを続けさせて貰った。
こんな長期で、しかもフルリモートワークは、特例中の特例。

そして昨年12月に父が脳梗塞で入院。
今年3月まで、また実家でテレワークさせて貰った。
特例ふたたび。

長期テレワークの都度、担当先を変えて貰ったり、出社しないと出来ない業務を外して貰ったり。
貿易事務は私を含めて5人。元々人手不足で、残業ありの忙しい職場。
4人の同僚は自分の仕事も手一杯なのに、誰一人、嫌な顔ひとつせずに分担してくれた。

本当に有難かった。

でも、、、でも、、、

これからもこのままでいいのかな。


介護って、育児とは逆で、終わりが見えないし、父の体調は悪くなる事はあっても良くなる事はほぼないし、これからどんどん手が掛かっていくはず。


同僚に負担を掛け続ける事は、正直、心苦しい。
仕事がなければ、もっと余裕を持って親と接する事が出来るのでは。
このままだと介護も仕事も中途半端に終わってしまうんじゃないかな。

いやいや。

人員配置は会社の仕事。介護休業等の様々な制度を使って、辞めろと言われるまでは仕事を続けた方がいいよ。
仕事は気分転換にもなるよね。介護だけの生活は息が詰まっちゃうよ。
仕事を辞めたら自分の老後はどうするの?


頭の中をぐるぐる、ぐるぐる。。。

答えがないのは解っているけど、どこかで決めなくちゃ。

はぁ~~


今日はどんより雲に覆われた5月の日曜日。
私の心とおんなじ。
ぱぁ~っと爽やかに晴れたらいいのにな。




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