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肺がん日記 病気なのに健康診断?の事情

11月は私の所属する会社の定期健康診断の月です。
そろそろ予約を入れますから、
仕事などのない予定空いている日を知らせてください、と会社から聞かれます。

私は現在癌の経過観察中で、年に2回、
みっちりと検査を受けています。
それなのに、検査?

どうなんですか?と聞いたこともあります。
答えは
受けてください。
です。

癌の検査はあくまで癌の状態がメインで
肺がんが全身に広がっていないか、
何がおかしな数値がでていないか、
緩和ケアは必要はないか、
などがしっかりとチェックされます。

つまり他の臓器はそこまで重視されないのです。
癌の場合、転移というのは
肺がんが他の臓器に広がっていく事をいいますが、
それはあくまでも肺がんの治療になるらしく、
それとはべつに、
他の臓器の癌ができた場合はまたそれは
別の癌とされます。

私の肺がんの正式な名称は、
原発性肺腺癌、といい、
最初の原因が肺の腺癌ということです。

他の臓器たとえば、
乳がんなどが転移し肺に癌ができたら、
原発性乳がんの肺転移、となるそうです。
あまり変わりはなさそうですが、
どこから治療をするか?
どの薬が有効か?など判断する材料に
なるようです。

そのため
確定診断をいただいたのは結局
切除してからでした。
もちろん事前の検査のPETで脳への転移であるとか、
他の臓器への検査は全て行い、
気管支鏡による、位置や範囲の確定は
おこなわれていましたし、
おそらくはということでしたが、

ステージを含め
正式名称およびステージの確定は
手術後、正式に言えば
退院1週間後でした。

話がそれてしまいましたが。

なので健康診断は受けることになります。
正直、
そこで何らかの異常、例えばどこかの癌が疑われたりして、
治療しますっていわれても、
頑張ってやろうという気持ちになるかは
正直自信がありません。

今のこれでまた?
という気持ちが先に来ると思うのです。
あの嫌な経過と痛み、今も続く不調にプラスして
さらに?
それなら、、

知りたくない思いも強いです。

複雑ですね

よろしければサポートお願いします。がんサバイバーのシェアハウスの計画をしています。退院後のサポートをできるシステムを作りたいと経験して思いました。