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【転倒事故件数80%以上減!】見守りシステム活用で、職員の負担軽減を実現
視覚障害を持つ利用者が大半の中、人力での対応に限界を感じ、見守りシステムを導入。訪室回数50%以上減、転倒事故件数80%以上減を実現した聖明園寿荘に話を聞いた。
「Neos+Care(ネオスケア)」を利用している介護施設へインタビュー【社会福祉法人 聖明福祉協会】
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右/聖明園寿荘 機能訓練指導員 天神 洋平さん
中央/聖明園寿荘 副施設長 大野 孝志さん
左/N&Fテクノサービス 介護営業部 曽我部 充輝さん
導入社|社会福祉法人 聖明福祉協会
東京都で唯一の、視覚障害を持つ高齢者を受け入れている特別養護老人ホーム。施設は自然豊かな高台に位置し、利用者には四季折々のレクリエーションを楽しんでもらっている。
人力での見守り対応は限界ネオスケア導入で脱悪循環
「夜間帯には約100名いる利用者様に対し、職員4名で対応するのですが、ナースコールの対応やトイレ介助等の業務に追われながら見守りをするのは 、人数的にも時間的にも限界でした」と、ネオスケア導入前の状況を語る天神さん。夜間帯の特養の見守りは、基本2時間に1度。仮に見守り直後に利用者が転倒した場合、2時間近く放置しかねない。こうした状況に対し、天神 さんが動いた。「これまでの事故防止対策は、『見守り強化』の一辺倒でし た。繰り返される事故と掲げられる同じ対策。この悪循環に終止符を打つために、ネオスケアの導入を決意しました」
根付く紙文化を背景に、導入反対の声も
ただ、紙文化が根付いていた聖明園寿荘では、新たな介護機器導入に対する反対意見も強く、すんなりと導入とはいかなかった。
「人手不足の深刻化が懸念される介護業界において、ICT化は必須であるこ と。そして、どのような機器が私たちの仕事を助け、利用者様の安全を守るのか。何度も講習会を開き、説明しました」と当時の奮闘を語る天神さん。天神さんの尽力もあり、2週間の貸し出し期間を経て、ネオスケアは導入された。
訪室回数は50%以上、転倒事故件数は約80%減!
ネオスケアの導入効果について、天神さんは次のように語る。「導入2年目で、1カ月の訪室回数は50%以上、転倒事故件数は約80%減少しました」。なぜ転倒事故件数が大幅に減ったのか。天神さんいわく、ネオスケアによる危険動作の予兆検知に加え、「対応が必要なときに通知する機器」から「精神ケアにも活用できる機器」へ、職員のネオスケアに対する認識が変わった点がポイントだという。一体どういうことか。「例えば、『これまでの検知記録から、この時間帯に起き上がりを検知したら、この利用者様はしばらく起きたままだろう。職員と一緒に過ごして安心してもらおう』というように、利用者様を一人にさせないケアをするようになってから、転倒事故がガクンと減りました」と天神さん。最後に、読者へメッセージをいただいた。「転倒事故に対して、有効な対策を模索する施設はぜひ貸し出しをご検討ください。使えば良さは、分かります」。
離床につながる予兆動作も検知!1分1秒でも早い対応をサポート。
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シルエット画像で利用者のプライバシーにも配慮。独自アルゴリズムにより、失報・誤報に加え、通知のタイムラグもほとんどない。
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見守りカメラは、距離センサーと人の形を見つける画像処理により、危離れていても利用者の状態を確認できるため、介護険を正確に察知。
予測型転倒防止の仕組み
1.介護ロボットと人の目で居室を見守り
従来の見守りカメラとは異なり、3次元電子マットとカメラを使った人間による繊細な見守りを融合することで、今までできなかった見守りを可能に。
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2.高齢者の危険動作を検知
危険動作を検知して通知が来るから早いタイミングで介助ができるように。利用者の身体能力に合わせて対象動作を選択可能で、誤作動も少ない。
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3.スタッフはスマホでも確認できる
離れていても利用者の状態を確認できるため、介護険を正確に察知。従事者の訪室回数が激減。状態予想が可能なので、居室での作業時間も約3割減少したデータも。
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ネオスケアの特徴
●スタッフ負担が軽減
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介護現場の業務負担を軽減。効果検証では、介護従事者の訪室回数が利用前より減少しています。非接触での見守りは、感染症対策にも期待。
●補助金・助成金対象
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介護ロボット導入促進のために、国や自治体により導入費用負担を軽減する補助金・助成金が用意されています。ネオスケアはその対象商品です。
●他システムと連携・集約
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蓄積された行動検知情報から動作傾向をグラフ化。ADL(日常生活動作)の計測や、介護記録システム、インカムと連携などの活用も可能です。
●経産省の実証試験で評価
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経済産業省ロボット介護機器開発・導入促進事業「見守り支援機器(介護施設型)」にて優秀機器認定を受けています。
「ネオケア」のサービス概要
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サービス名:Neos+Care(ネオケア)
提供エリア:全国
料金形態:初期導入料
予算規模:オープン価格
利用者の転倒防止予防と職員の介護負担軽減を実現する、次世代予測型見守りシステム。赤外線距離センサーで危険動作の予兆を検知し、瞬時に検知結果を職員に通知する。
製品に関するお問い合わせ
N&F テクノサービス株式会社
2007年設立。介護機器・システム販売を展開する「介護事業」を含む5つの事業を展開。介護事業では、現場の課題を解決する「介護ソリューション提案」を実行している。
TEL:0570- 070107
メール:shm-nfts-kaigo@fujifilm.com
公式HP:https://kaigo-nf.com/