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【撮影するだけで誰でも楽々分析!】歩行分析アプリでアウトカムを見える化
リハビリ効果等を利用者やその家族に伝えるアウトカム評価。手間がかかり属人的になりがちな評価を、AIツールによる効率化に成功した社会福祉法人永寿荘に話を聞いた。
「CareWiz トルト」を利用している介護施設へインタビュー【社会福祉法人 永寿荘】
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右/デイサービスセンター扇の森 主任 菅野達哉さん
中央/永寿荘副理事長 永嶋正史さん
左/株式会社エクサホームケア クライアントサクセスマネジャー 片岡早紀さん
導入社|社会福祉法人 永寿荘
埼玉県内で特養やデイサービスなどの6つの介護施設を展開。保育園なども複数運営する福祉事業は人が財産と考え、職員の教育や研修制度にも力を入れている。
介護現場にアウトカムが問われる時代が到来!?
近年、デイサービスのアウトカム評価が求められるようになり、どのように実現していくか悩んでいたという永嶋さん。「たまたま、知り合いから『便利なツールがありますよ』って紹介されたのがトルトだったんです。新しいサービスを導入する時は、どうしても不安が付き物ですが、以前同社がユマニチュードの指導者の研修をされていると聞いたことがあったので、信頼できる会社だなと。数週間ほどデモ使用した結果、スタッフからの評判も良く、弊社が元々導入していたアプリより、明らかに使い勝手が良かったことは魅力でした」。
簡単な操作が現場で好評レポート作成の手間が激減!
「現場では、いくつかの類似するサービスと比較検討をしていた」という菅野さん。トルトを選んだのは「やはり操作性ですかね。利用者様の歩行シーンの動画を撮ってデータ送るだけで、すぐに評価が届きます。本当に今日、入社した人でも使えるくらい簡単です」。また、撮影データが蓄積できるので、3カ月前、半年前など以前の状態とも比較もしやすい。アウトカムの視点からも「画像を見ると、自分の目で見るより、重心が傾いていたり、ずれていたりすることもあるので、的確な指導ができるようになったのも大きなメリットでした」と菅野さん。同時に、トルトの導入は利用者のモチベーション向上にも繋がっているという。「やはり多くの利用者様は〝歩く〞ことにこだわっています。そこに対する課題が明確になり、個別の運動や目標設定などしやすくなりました」。分析結果は、現場の専門職やスタッフはもちろん、利用者の家族とも共有でき、アウトカムの見える化が実現した。
利用者の声を吸い上げ毎週アップデートする機能
エクサホームケアでは、毎週の会議で利用者の声を吸い上げたアプリのバージョンアップを図っている。「画面の文字の大きさ、濃さに始まり、分析データをケアマネやご家族様にも見ていただけるような共有機能も追加しました。現在もお客様の声を元に適宜アップデートしています」と片岡さん。また、「歩行以外にも普段の様子や表情を撮りためてデータとして蓄積していくことで、トルトの使い方にも多様性が出てくると考えています」。
たった5m歩いてもらうだけで2分後に分析結果が届く
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職員がスマホやタブレットのカメラを使って施設利用者の歩行動画を撮影し、トルトにアップするだけで、2分後にはAIによる歩行分析の結果がわかる。
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歩行速度、リズム、ふらつき、左右差の4つの指標で歩行状態と転倒リスクを分析。
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こんな課題を解決できる!
【課題1】歩行状態を家族に正しく伝えられない
口頭や文章での説明ではわかりやすく伝えることができず、利用者の納得感
や改善意欲を生み出すことが難しい。
【◎解決】過去との比較やレポートがわかりやすい!
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高齢者でもわかりやすいレポートに加え、複数の歩行動画や過去の評価をグ ラフ化して経過や改善が一目瞭然。
【課題2】状態を測定するリハビリ専門職が多忙
リハビリ専門職が評価したり、専用の機器を使ったりするのは手間が大きい。情報の連携にも手間がかかってしまう。
【◎解決】測定から情報連携までが簡単に!
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必要な作業は5m歩行をスマホで撮影して分析するだけ。所要じかんは1人につき2~3分。評価レポートも楽々共有!
【課題3】評価と提案に一定の基準がない
リハ職でない方や若手は、ベテランと比較して評価にバラツキが。これでは利用者に適切な提案ができない。
【◎解決】AIによる評価で瞬時にベストな 提案を!
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AIによる骨格測定で、歩行状態を4指標で評価。スマホで動画を撮影するだけなので、誰でも安定的な評価が可能!
「トルト」のサービス概要
![](https://assets.st-note.com/img/1687339067431-KuDlgfqLWc.png?width=1200)
サービス名:CareWiz トルト
提供エリア:全国
料金形態:初期導入料+月額利用料
年間予算規模:★☆☆☆☆
ベテラン理学療法士の知見を基に開発されたAIが利用者の歩行状態や転倒リスクの評価を支援。現在、全国約600か所の介護保健施設や介護保険サービス事業所、自治体などが利用している。
製品に関するお問い合わせ
株式会社エクサホームケア
AIを利活用した介護・福祉用具関連サービスの開発、販売事業を展開している。介護・医療領域の業務をサポートする複数のアプリを開発提供している。
メール:info@toruto.jp
公式HP:https://carewiz.ai/toruto/contact/