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鳳来寺山トレッキング

月イチトレッキングをはじめて、もうすぐ1年。
今回は初めて静岡県を飛び出して、お隣は愛知県新城市の鳳来寺山へ。

鳳来寺山は標高695m、1,500万年前の火山の名残で流紋岩などでできています。山の中腹にある鳳来寺は、今から約1,300年前(西暦703年)に利修という仙人によって開山されたと言われています。(中略)
表参道の石段は1,425段あります。

キラッと奥三河観光ナビ 鳳来寺山

【参道〜石段〜鳳来寺山本堂】

本堂近くまで鳳来寺山パークウェイという道路が走っていて、有料駐車場もあるけれど、初めてということで参道と石段を行くコースを選択。

参道には、趣ある家屋が並ぶ
1300年ほどの歴史がある鳳来寺硯。観光客でにぎわってた
意外と早く現れる仁王門。1425段ある石段は、まだ4分の1くらい。
登っても登ってもゴールが見えない…。前日が雨ということあって、石段が滑りやすく、幅も狭く、ちょっと登りにくかった

休憩を入れて1時間ほどで鳳来寺山本堂に到着。切り立った崖を背景に佇み、荘厳な雰囲気。本堂正面には田楽堂があり、こちらでお昼休憩。新城の山並みが疲れたからだを元気づけてくれる。

【鳳来山東照宮〜鷹打場展望台】

石段で結構な体力を使ったけれど、ここからが本番。
東海自然歩道の入口がある鳳来山東照宮を目指します。

また石段かぁと、ちょっと凹む
背の高い杉に囲まれ、荘厳な雰囲気。右手社務所の手前に自然歩道の入口がある
木の根や、結構な頻度で木道が現れる、やや荒れた印象の登山道を進む

20分ほどで、鷹打場展望台に到着。岩場を進むと、見事なパノラマビューがお出迎え。石でできたテーブルとベンチで、しばし休憩。

【鷹打場展望台〜鳳来寺山山頂】

ここから鳳来寺山山頂を目指す。道をふさぐほど木の根が張り巡らされ、岩場も多く、なかなかのアスレチックなコース。今回は反時計周りだったけど、逆回りでこの道を下っていくかと思うとちょっと危険かも。途中にあるはずの天狗岩展望台を見つけ切れないまま山頂(584m)に到着。

標高は684m。後から気づいたのだけど、案内にあった標高695mは、ここから北に行った瑠璃山のこととのことらしい。

以前は北側に峰続きの「瑠璃山」(695m)と山頂表示の「鳳来寺山」(684.2m)とに分けていたが、国土地理院の改定により「鳳来寺山」の標高が695mとなり、山頂は旧瑠璃山となった。旧鳳来寺山の山頂は、樹木に囲まれ、展望がない。北へ3分ほど進むと、鳳来寺山の山頂(旧瑠璃山)の岩があり、すぐ横に展望の良い岩場(瑠璃岩)がある。

ヤマレコ

【鳳来寺山山頂〜鳳来寺山本堂〜石段〜駐車場】

下り道はあまり写真を撮っていなくて…前日の雨のせいもあってか、沢の音や岩から水が流れ出ているのが印象的。こちら側には朽ちた奥の院もあったためか、石仏などがあり参拝として使われていたのかも。

下りの石段は幅狭く、急なのもあって、滑りやすく、個人的に恐怖を覚えるほど。テンポよく降りれず、膝や太ももへのダメージも大きく、仁王門に着いた頃には、生まれたての子鹿並みに膝が笑っていました。

途中にある馬の背展望台は立ち入り禁止になっていたし、石段はかなりパンチがあるので、次回来ることがあれば有料駐車場からスタートするかな。

岩場などの荒々しい道と、石仏などがある道を楽しめる鳳来寺山は、一度は訪れたい山。表参道周辺にはお土産屋さんやおしゃれなお菓子屋さんもあるようなので、あわせて楽しんでも。

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