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『絵文字と記号』で文字コードを確認する

macOS を使っている時、編集メニューの一番下の「絵文字と記号」で絵文字を入力できます。

仕事柄文字コードを常に気にしているので、「絵文字と記号」で検索し文字コードを確認していました。

画面と説明は macOS 12.3.1 の場合です。


絵文字と記号

絵文字と記号はどのアプリでも(基本的に文字入力が可能なアプリはすべて)編集メニューの一番下に「絵文字と記号」があります。

Finderの編集メニュー

Finder ではフォルダの名称に絵文字を使いたい場合はこのようになります。

縮小状態の絵文字と記号

キャレットにポップオーバーで表示し、絵文字をクリックすると入力できます。

拡張した「絵文字と記号」

右上のボタンで拡張縮小を切り替えできます。

拡張状態の絵文字と記号

絵文字と記号を拡張すると文字の入力はダブルクリックになります。
(クリックは選択だけで入力はできません)

この状態では選択した文字の文字コードを表示しません


絵文字と記号をカスタマイズする

拡張した絵文字と記号はカスタマイズ可能です。
左上の「アクション」ポップアップメニューで「リストをカスタマイズ…」と「文字サイズ」を選べます。

文字サイズを「大」に設定

一覧表示の文字サイズを 大 中 小 から選べます。
ウインドウサイズもドラッグ操作で変更でき、各表示欄の幅は境界のドラッグで変更できます。

リストをカスタマイズ

リストをカスタマイズを選ぶとたくさんの選択肢があります。

カテゴリの選択肢(合成画面)

macOS は多様な言語に対応するたくさんの文字フォントが搭載済みです。
多様な言語の多様な文字を選択可能になっています。

句読点などには選択肢の多い『 - すべて』が選べます。
括弧/引用符 - すべて』 では縦書き用の文字も選択可能になります。

括弧/引用符 - すべて 表示される文字が増える


文字コード表

一番下の「コード表」はプログラマの好物です。

コード表の種類

Unicode コード表

Unicode コード表は1行に16文字並びます。
このため横幅を広げると表の文字サイズは大きくなります。

コード表は1行に16文字並ぶ

コード表の上は分類の選択が可能です。

CJK記号と句読点を選ぶとコード表がスクロールする


Unicodeを選ぶと文字コードが確認できる

カテゴリで Unicode にチェックをつけると、「絵文字」などコード表以外の表示でも拡大表示の下にその文字の Unicode の文字コードが表示されます。

Unicodeをチェックするとほかのカテゴリでも文字コードを確認できる

文字コードを知るには検索欄に入力

文字コードを知りたい文字を「絵文字と記号」の検索欄に入力すると文字コードを確認できます。

🧌を検索

コード表から選べない文字もあります。
🫱🏼‍🫲🏾のようなコード表から選べない文字も文字コードを確認できます。

🫱🏼‍🫲🏾を検索

U+1FAF1 U+1F3FC U+200D U+1FAF2 U+1F3FE で一つの絵文字です。


公式ガイド

macOS の公式ガイド『Macで絵文字と記号を使用する』に詳しい説明があります。

文字コードでも検索可能なことが載っています。




文字コード絵文字についてはこちらの記事にも書いています。


今後も記事を増やすつもりです。 サポートしていただけると大変はげみになります。