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鴨三社紀行 【奈良県御所市】


高鴨神社参拝(2回目)

前回の美保神社から時間が経ってしまいましたが、阿遅志貴高日子根命(アジスキタカヒコネノミコト)を追いかけるのをやめたわけではありません。
日本でも僕が感じる神域の強さNo1の高鴨神社は主祭神が阿遅志貴高日子根命と、下照姫、です、前回参拝した時には付近一帯が凄まじい神域でしたが、本殿付近が何故か幕が掛かっているように感じました。
これは、参拝する順番を間違えたのでは無いか?宇佐神宮の時と同じかもしれないと考えたからの2度目の参拝となったわけです。

車を運転してても感じる凄まじい神域

一番下の子をこども園に送り届けて、大急ぎで妻と奈良に向かいます。
葛木ICを下り、あとはひたすら南に向かって車を走らせます。
見たことのある道になると、きました!背中がピリピリ!やっぱりこの範囲でピリピリするのはココだけ(僕が行った中では)です!
舗装されていない駐車場に車を駐めて、鳥居の方に向かいます。いつもながらの凜々しい狛犬様に迎えられて、少し下り坂の参道を歩きます。

高鴨神社 鳥居

西宮へ

前回来た時は、本殿から(新嘗祭のまっただ中)行きましたが、今回はお目当ての西宮から、この西宮の御祭神は、多紀理毘売命・天御勝姫命・塩冶彦命・瀧津彦命となってます。本殿左脇のみ値を奥へ奥へと進むと、沢山の摂社があり、一番奥に西宮があります。
宮の手前で『よく来た』と言われたような気がしました。
※あくまで気がしただけです。
やっぱりここに来ておかないといけなかったんだと思いながら、参拝。背中はピリピリというよりはビッリビリです、御祭神が多紀理毘売命ということは、諸説有りながらもアジスキタカヒコネと、下照姫の母親とされている女神様です。そう考えれば先にこちらに来ないといけないですよね。

西宮 案内板
西宮 本殿

本殿へ

さぁいよいよ本殿へ、前回はあまり何も感じませんでしたが、今回は?
来た道を戻りながらだんだんと本殿が近づいて来ます。本殿が見える(階段の上なので見えませんが)位の位置まで来た時、前とは明らかに違う雰囲気を感じます。本殿へ上がる階段を上がりながら、背中のピリピリが大きくなります、やっぱり順番は西宮からだったと確信。
※前回は新嘗祭だったので人が多いのが原因なのかもですが。。
本殿前に人もいません、拝殿の奥に見える本殿から凄い気が発せられています。ここが一番僕と関わりが深い神社なんだろうと思います。島根の須佐神社は初めて神様を感じさせてくれました。ここはもう一つ上へと引き上げてくれるのかもしれません。※希望的観測
前回同様、ご祈祷をしてもらう為に、形代(人型)に名前、住所を書きました。もう直ぐ夏越の大祓なので、ご祈祷してもらっておけば、御札が自宅に届くのです。この御札も封筒に入った状態ですら持つ手がピリピリするほどです。話がそれました。
本殿参拝を終えて、階段を下りながら考えます。アジスキタカヒコネは八咫烏とも呼ばれ、出雲の神様でありながら長髄彦が納める大和の地に来て、加毛の大神といわれる大神にまでなっている。
そしてここが一番気になるのですが、播磨国風土記には西脇で生まれたと書かれている。(播磨国風土記では母神は市杵島姫)
西宮の多紀理毘売命が母神だと、やっぱり以前書いた通り、宗像三神は実は1神だったというのも外れていないでしょう。そして宗像三神は神屋楯比女で日本の神々の中でかなり重要な神様なのでしょう。

本殿手前 蝸牛と

次は葛木一言主神社

前回は夕方だったので、高鴨神社しか参拝出来ませんでしたので、今回は鴨三社全てと、一言主神社は絶対に行こうと決めてきたので、授与所で先ほど記入した形代と、ふと見た御統(みすまる)※水晶などの石でできた数珠
が気になって仕方ないので、中々高価でしたが、水晶だけの物を購入しました。さぁ次の一言主神社へ向かうために車に戻ります。

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