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出石神社【兵庫県豊岡市】
宍粟市にある伊和神社という神社の写真を見てから、どうも天日槍が気になって仕方有りません。アジスキタカヒコネとともに、僕の住む播磨地方に関係のある事が分かってきました。
高鴨神社に行ったのもアジスキタカヒコネが御祭神であることが非常に大きいです。そこで、天日槍が最初に日本に来たと言われる、但馬地方、そこでも泥水だった出石地方を泥水を抜いて、肥沃な平野にしたと言われる、天日槍が御祭神である、但馬一宮、出石神社に仕事に絡めて行ってきました。
近づいているのに?
多可町加美区で打合せが終わり、ここからなら1時間で出石神社に到着出来るのは、前もって確認していました。
天日槍のことを何か掴めれば良いなと思い、出石神社に行くことしたのは、1週間程前のことでした、天日槍が気になって仕方ないので、色々と調べていました。新羅の王子であるのに、日本に渡ってきて、豊岡平野を作ったとの伝説を持ち、播磨国風土記には宍粟市に住んでいたと言われる神様であり、出雲口伝では出雲王国と大和出雲王国が分かれてしまったのは、天日槍が播磨地方で力を持ったため、行き来がしにくくなったと言われています。
慍羅と同じで、良い神なのか、悪い神なのかも判断しにくいのです。
車を走らせながらも天日槍について考えいました、北近畿道路を下り、ドンドン出石神社が近づいて来ました。
なのに何故か何も感じません、と言うか行く前のテンションがどんどん下がってくるのを感じました。あれ?何か変だ、出石神社ってどうなんだろう?来るべき神社では無かったのか?そんな風に不安が募ってきました。
駐車場は工事中
ナビでは、もう間近になりました、チラチラと大きな鳥居も見えて来ました。道路の左側に駐車場の文字も見えました。ここに駐めれば大鳥居もくぐれるなと思った瞬間、ユンボが見え、何やら工事中です、幸先悪いな!と思いました。来るのを拒まれている感じです。仕方無く駐車場を通り抜け、神社の本殿の方に向かいました。狭い道を左折して、参道を横切って公民館のような場所の前に何台か車が駐まっていたので、ここでも良いのかと車を駐めました。行った神社は動画を撮影するので、携帯用のジンバルを出してセットしようと電源を入れて、ジンバルと携帯を繋ごうとしたのですが、いつまで経ってもエラーばかり出てしまいます。全く繋がらないので仕方無く諦め、手で撮影する事にして車を降りました。
静寂のような神社
せっかく神社に来ているのに、一の鳥居から参拝しないのは勿体ないです。車を駐めたのは鳥居よりも本殿寄りでしたが、一の鳥居の場所まで戻りました。とても立派な鳥居です、地域の方にとても大切にされているのだと思います。ただ、やっぱり何も感じません。と言うよりは、なにか来るなと言われているようなそんな感覚があります。鳥居から燈籠が立ち並ぶ参道を通ります、前から中年の女性が参拝終わりなのか、本殿側から歩いてきます。軽く会釈をしますが、その方にも「何故来たの?」と言われているような空気が漂います。歓迎されていないと感じながらも、今回の目的は天日槍の足跡なので、神階のほうは取り敢えず置いておいて、天日槍を探そうと思い直しました。神門をくぐって拝殿に向かいます。
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とても雰囲気のある良い神社です。狛犬も珍しい形状でした、
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参拝を済ませて本殿を見たいと思い右手の奥へ進んで行きました。本殿も普通なら見事!と言うほど素晴らしいものでした。ただ本当に静寂のような神社で全く音がしない(僕がそう思うだけです)静かな神社でした。
夢見稲荷社
本殿を見に右手へ廻ると、摂社が2つ有りました。一つは比賣神社[ご祭神:麻多烏比賣命 天日槍命の妃 ]もう一つは夢見稲荷社でした。
この夢見稲荷は凄く良い氣が流れています!今回の出石神社で唯一何かを感じられる場所です。僕は前にも言いましたが、稲荷社というか宇迦之御魂との縁が深いようで、何処に行っても稲荷社は温かく迎えてくれます。
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来るのが早すぎた
社務所もあるので、神社の由緒でも無いのかなと寄りましたが、お守りと大麻などしか無く、出石全体の観光パンフレットくらいしかありません。ここまで嫌われているのか?と思いながら、神社を後にしました。
参道を戻りながらも、何かモヤモヤ、今まで神社に嫌われた事が無いので戸惑いの方が大きいのです。何も感じ無い神社は多数ありますが、ここまで拒絶されるのは初めてです。燈籠の中を歩きながら、色々と考えます。一の鳥居を出て再度本殿の方を振り返りました、神社は素晴らしく見えています。
車まで戻り、空しく帰途につきました。
車が出石を出る頃にふと感じました、ここの神社にはまだ来る時じゃ無い、お前では役不足だ!と言われているのではないのか?僕が天日槍に興味を持ってからまだ1ヶ月も経っていません、歴史的な考察も何もできていません。播磨国風土記も原本は貸し出し禁止で読めません。もっと違う視点で攻めてみろと教えてくれたのかもしれません。
但馬、播磨ともっと深掘りしていきたいと思います。