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いつも以上の言葉を贈る

先日の体調不良からすっかり回復した界外(かいげ)です。ご心配いただいたみなさま、ありがとうございました。界外はもう、マーライオンではありません。海南鶏飯だってガッツリ食べられます。

さて、みなさんは「レターポット」というWebサービスをご存知でしょうか? レターポットは、「想いをお金で送る」というコンセプトでつくられています。具体的には、1文字5円(税別)でレターという仮想通貨を購入し、メッセージを送ることができるサービスです。

昔から、お歳暮や年賀状など、お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝えるための風習はありますが、こういったものは年々、形骸化している気がします。特に若い世代は、こういったやりとりをしていない人も多いと思います。若くもなんともない私でさえ、お歳暮は今までに贈った記憶がありませんし、年賀状は数年前にやめてしまいました。

総務省統計局の「師走の贈答品」という統計によると、贈答品への支出は世帯主の年齢が60代以上の世帯が多く、60代と30代以下を比べると、30代以下の支出は1/3以下となっています。30代以下のみんなが、60代の1/3以下の価格のものを贈ったのではなく、贈らない人が増えているということでしょう。
「師走の贈答品」(「家計調査通信第501号(平成27年11月15日発行)」 )

そんな前置きはさておき。お歳暮や年賀状を贈らなくなった私たちは、お世話になっている方への感謝の気持ちがなくなってしまったのでしょうか。否。単純に、お歳暮や年賀状という方法がハマらなくなっているだけなんだと思います。

そこで、レターポットです。デジタル時代の気持ちの送り方の一種だと思えば、いろんな使い道があるのではないでしょうか。と、ここまで読むと、ものすごくレターポット押しのようですが、界外は単に新しいサービス使いたがりなだけです(レターポットがおもしろくてステキなサービスだということは前提として)。

そういえば、「タイムチケット」ってWebサービスがあったなと思い出し、久しぶりにログインしたら、最終ログインが3年前になっていました。そして、売上残高が630円残っていました(笑)。

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タイムチケット
※いま購入されてもアレなので、簡単には購入されない額に値上げしてあります(笑)。あしからず。

で、話をレターポットに戻します。新しいサービス使いたがりな界外は、数日前にレターポットに登録したのですが、なんと今日、記念すべき1通目が届いていたのです。「1文字5円かー」とまじまじと文字数を数え出すといやらしいですが(笑)、言葉で届くお金って、なんだか不思議な感慨がありますね。はじめの1通、ということもあると思いますが、単純に普通のメールやメッセージよりもうれしい気がします。

基本的な機能はメッセンジャーと変わらないので、「LINEやFB、TWのメッセージで送ればいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。実際、その通りな部分はあって、日常的なやりとりはSNSのメッセンジャーでいいんだと思います。日常的なメッセージではなく、特別なメッセージを伝えたい瞬間に、物質的な贈り物ではなく、文章の内容だけでもない、プラスαの贈り物として、こういう選択肢があるのはおもしろいなと思うのです。

「新しいサービス使いたがり」と言いましたが、せっかく使うならおもしろく使う人になりたいという気持ちもあります。

もし、レターポットをおもしろく使うなら。まだ利用者が少ないこのタイミングということも加味して、普通にメッセージを送ったら既読スルーされるであろう誰かに送るといいと思います。著名人とか、社会的ステイタスがある人とか。イケメン、美魔女、元彼、元彼女とか(このへんはネタ的に(笑))。

要は、普通に話しかけたら相手にしてもらえないだろうと思う、人間関係の非対称性のある人に、ここぞとばかりに送ってみたらどうかなと思うのです。贈り物は重いし、お金なんてもっと不気味だけど、レターポットなら好意的に受け取ってもらえる気がします。

ということで、レターポットを誰かに送ってもらえそうな人は登録してみるといいよ。

一応、本当に一応だよ? かいげのレターポットのURLも貼っておくね。念のために、だよ?(笑)

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レターポット

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