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海外マンガRADIO 2024年8月第4週

2024年8月第4週は8月20日(火)に海外マンガRADIO第136回、8月22日(木)に海外マンガRADIO第137回を更新しました。2024年8月上旬~中旬のトピックや記事を中心に取り上げています。


海外マンガRADIO第136回

海外マンガRADIO第136回
2024年8月20日(火)配信

◆身近な海外マンガニュース

サウザンコミックス第9弾『男の皮』クラファン決定! 発起人は書肆喫茶mori森﨑さん!

サウザンコミックス第7弾までのチラシ完成

サウザンコミックス第8弾エメー・デ・ヨング『ハチクマの帰還』翻訳出版プロジェクト9月2日まで

◆取り上げたニュース

『アステリックス』が2024年パリ・オリンピックで金メダル/Astérix, médaille d’or des Jeux Olympiques de Paris 2024

パリ・オリンピックに合わせて、フランスでオリンピック関連の書籍がいろいろと出版されたそうですが、その中で一番の売れ行きを誇ったのは、もともと1968年に刊行された『アステリックス』シリーズ12冊目で、Éditions Albert-René(エディション・アルベール=ルネ)から復刊された『オリンピックのアステリックス(Astérix aux Jeux Olympiques)』だったとのこと。

来店トークイベント【19:00開演】たっぷり台湾!コミックマルシェ 日本&台湾漫画家コラボトークショー8/24(土)開催

8月24日(土)19時から東京・池袋のジュンク堂書店池袋本店で、「たっぷり台湾!コミックマルシェ 日本&台湾漫画家コラボトークショー」が開催。『いぬとおまわりさん』を日台同時連載中の台湾漫画家Gene(ジーン)さんと『EAT』『モノトーン・ブルー』『とつくにの少女』などで知られるながべさんがトークをされるそうです。

注目される縦スクロール漫画(ウェブトゥーン)の特徴を、韓国の人気ベテラン作家が解説

パク・ヨンジョ『韓国の人気ウェブトゥーン作家が徹底解説 縦スクロール漫画制作の基礎がわかる本』(金智恵訳、翔泳社、2024年7月30日発売)の第1章を抜粋した記事です。図版多数で読みごたえがあります。縦スクロールマンガの描き方本は何冊かあると思いますが、韓国の作家さんによる描き方本は初でしょうか。

深掘り! 韓国漫画の世界|第10回 「ウェブトゥーン」登場の背景と経緯

「深堀り!韓国漫画の世界」第10回では、そのウェブトゥーンが韓国で登場した経緯が語られていて、勉強になります。


海外マンガRADIO第137回

海外マンガRADIO第137回
2024年8月22日(木)配信

◆身近な海外マンガニュース

KIM Sang-yeob『復元師の家』(一二三書房、2024年7月25日発売)

ダヴィッド・プリュドムのアートブック『デッサンはダンスに通ずる』David Prudhomme, Le dessin mène la danse, Galerie Barbier, 2023

◆取り上げたニュース

イグナッツ賞2024ノミネート作発表/2024 Ignatz Award Nominees announced – and the Ignatz Archive launches

イグナッツ賞は自費出版などのスモール・プレスや、中小規模の出版社から刊行されたクリエイター・オウンド作品を対象に与えられる賞。受賞作の発表はスモール・プレス・エクスポ(今年は9月14~15日開催)の中で行われますが、ひと足先にそのノミネート作が発表されました。

https://www.comicsbeat.com/2024-ignatz-award-nominees/

サウザンコミックス第9弾ユベール&ザンジム『Peau d‘Homme(男の皮)』クラウドファンディング決定!

クラウドファンディングを通じて世界のマンガを翻訳するサウザンコミックスの第9弾が決定! 今度はユベール原作、ザンジム作画『(男の皮)』(Hubert, Zanzim, Peau d‘Homme, Dargaud, 2020)というバンド・デシネ。発起人は書肆喫茶moriの森﨑さんです。いち早く情報をお届けしますので、リンク先からメールアドレスをご登録ください。

okadadaの音楽論に迫る5冊 DJとして考える。場所と不可分の音が、記録されて広まることの意味(後編)

本の情報サイト「好書好日(こうしょこうじつ)」の「ラッパーたちの読書メソッド」という連載企画の中で、8月6日と8月7日の2回に分けて、DJ/トラックメイカーのokadadaさんのインタビューが掲載。後半のほうで、ダヴィッド・プリュドム『レベティコ―雑草の歌』(原正人訳、サウザンブックス、2020年)が取り上げられています。

バロン吉元が描く江戸川乱歩作品『陰獣』イタリア語に翻訳/“La belva nell’ombra”, crimine e sesso nel manga di Baron Yoshimoto

バロン吉元『陰獣』(小池書院、1999年)のイタリア語版が2024年7月26日にCoconino Pressから刊行されたそうです。

マネスキンが”巨人化”!? 『進撃の巨人』との待望のコラボが実現。ダミアーノ (Vo)からコメントが到着!


今回の海外マンガRADIOで取り上げなかった海外マンガ関連記事

北米

https://www.comicsbeat.com/saga-wins-2024-hugo-award/

ドイツ

韓国

中国

日本


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