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海外マンガRADIO 2025年1月第4週

2025年1月第4週は1月21日(火)に海外マンガRADIO第180回を、1月23日(木)に海外マンガRADIO第181回を更新しました。2025年1月上旬~中旬のトピックや記事を中心に取り上げています。


海外マンガRADIO第180回

海外マンガRADIO第180回
2025年1月21日(火)配信

◆身近な海外マンガニュース

イザベル・アルスノートークイベント@京都国際マンガミュージアム1/12(日)

サウザンコミックス第10弾『ガウディの幽霊』翻訳出版クラファン、本日1月21日(火)スタート

◆取り上げたニュース

北米流通業ダイヤモンド社が破産/Diamond Comics files for Chapter 11 bankruptcy

1982年創業で、コミックスやおもちゃ、ゲームなどの流通業に携わるDiamond Comic Distributors社が、1月14日に破産を申請。倒産というわけではなく、所有する資産の売却を進めつつ、債権者(コミックスの出版社も含まれる)に対する金銭的義務を延期しながら、再建を目指すとのこと。

https://www.comicsbeat.com/diamond-comics-files-for-chapter-11-bankruptcy/

第1回漫海オンライン交流会1/26(日)20時~

海外マンガのZINE『漫海』を発行している書肆喫茶moriの森﨑さんとげそにんちゃんが、1月26日(日)20時から、Discordのボイスチャットを利用した海外マンガその他についての情報共有や雑談をするオンライン交流会を開催するとのこと。ご興味がある方は気軽にご参加ください。

アルテミジア賞2025発表/Les huit titres récompensés du Prix Artémisia 2025

2007年に設立され、今年18回目を迎えた、女性作家が制作した作品を対象としたフランスの賞アルテミジア賞の結果が発表されました。大賞に輝いたのは、ドイツの作家アンケ・フォイヒテンベルガーの『同志カッコー』でした。

https://www.actuabd.com/Les-huit-titres-recompenses-du-Prix-Artemisia-2025

バンド・デシネ『コガラツ』の作者マルク・ミシェッツ死去/Décès de Marc Michetz, le dessinateur de Kogaratsu

14巻まで刊行されている日本を舞台にした侍ものバンド・デシネ『Kogaratsu(コガラツ)』(原作:Bosse、Dupuis、1985~2014年)の作画担当マルク・ミシェッツ(Marc Michetz)が、1月9日に73歳で亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

https://www.actuabd.com/+Deces-de-Marc-Michetz-le-dessinateur-de-Kogaratsu+


海外マンガRADIO第181回

海外マンガRADIO第181回
2025年1月23日(木)配信

◆身近な海外マンガニュース

書肆喫茶moriの新入荷本『マンガでわかるカルロ・ロヴェッリの物理学』『私はアセクシュアル』

映像翻訳スクール ワイズ・インフィニティで、イベント。「言葉の職人」インタビュー第1回 ゲスト:原正人氏3/27(木)19時~

◆取り上げたニュース

アフリカ版少年ジャンプを日本に広げるプロジェクト始動します

ジンバブエのマンガクリエイターチーム「Afro Tokyo」によるマンガ集『Kalabash(カラバシュ)』の日本語版を制作するプロジェクトが、「Afro Tokyo Japan」によって進行中とのこと。一緒に活動してくれるチームメンバーも募集中だそうです。

深掘り! 韓国漫画の世界|第15回 ウェブトゥーンサービスの日本進出

飯田一史さん、宣政佑さん、イ・ヒョンソクさんによる「深堀り!韓国漫画の世界」も早15回目。2010年代、韓国ウェブトゥーンが日本に入ってきた当時のことをまとめてくださっています。

『男の皮』映画版のキャスト発表/Dans quelle comédie musicale Catherine Deneuve donnera-t-elle la réplique à Pomme ?

サウザンコミックス第9弾として日本語版が出ることが決まったユベール作、ザンジム画『男の皮』(原書は2020年刊)の映画化情報です。監督は『ベルナデット 最強のファーストレディ』のレア・ドムナック。キャストとしてカトリーヌ・ドヌーヴ、カリン・ヴィアール、クレール・ポメ(=ポム)、エディ・ド・プレットの出演が発表されました。

台湾のマンガ家がアングレーム国際マンガ祭に参加/Angoulême 2025 : les auteurs taïwanais font leur festival

TAICCA(台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー)がサポートする形で、今年のアングレーム国際マンガフェスティバルに、11人の台湾作家が参加することが決まったそうです。『台湾の少年』の游珮芸と周見信を始め、『用九商店』などで知られる阮光民、丁柏晏、常勝など、錚々たる作家の並んでいます。

https://www.actuabd.com/Angouleme-2025-les-auteurs-taiwanais-font-leur-festival


今回の海外マンガRADIOで取り上げなかった海外マンガ関連記事

北米

フランス・ベルギー

https://www.actuabd.com/+Pomme-Eddy-de-Pretto-Catherine-Deneuve-Casting-5-etoiles-pour-l-adaptation-de+

https://www.actuabd.com/+Angouleme-2025-La-Cite-de-la-BD-joue-sa-partition+

https://www.actuabd.com/+Marjane-Satrapi-annonce-refuser-la-Legion-d-Honneur+

https://www.actuabd.com/+Une-nouvelle-aventure-de-Tintin-en-prevision-et-ce-n-est-pas-un-gros-mensonge+

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