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【海外出稼ぎ】(後編)~緊急!34年ぶりの円安~
【海外出稼ぎ】(前編)を書いてから2週間が経過。
その間に、なんとなんと円安がさらに加速(1$=160円を超えるという、、、)
2022年の秋ごろから騒がれていた円安からの「海外出稼ぎ」
この1年と少しで、ワーホリ問い合わせ数も増えたと思うし、実際に私たちGJJ海外就職デスク でも問い合わせは増えている。
と、同時に、アメリカでは若い女性に対する出稼ぎ目的疑いで、入国拒否事件も増えたり、闇の出稼ぎ紹介サービスまで実際にあるという、、、、なんとも奇妙な問題が浮上している。
元日銀総裁の速水氏の言葉 「円安は国を売る事だ。円高は国益に合致する」
と言っている。
私もこの意見には賛成派で、円安が始まった時には、円が安いという事は日本が安く思われてることなのよ~!
と、セミナーなどで伝えてきた。
海外就職に興味を持つ人が増える事は良いが、出稼ぎ目的で行くって、なんて悲しいことなんだろう・・・・・
かつて私は、日系ブラジル人の日本出稼ぎのサポートをした事がある。
彼らのお父さんやおじいちゃんの時代に、日本の飢きんから開拓民として海を渡り、彼らはそこで誕生した。
と、同時に日本経済が成長し、彼らが日系人という事でビザ必要なく日本で働ける理由から、現地から日本へどんどん呼び寄せた時代があった。
(のちに、リーマンショックでほとんどの彼らはブラジルに帰国するのだけど)
私の祖父母は、北朝鮮が日本の植民地だった頃に、日本語教師として海を渡っている。
どちらも結局のところ、最後の到達点の様な気がしてならない。
人が海を越えるときって・・・・
人が海を越えるときとは、そんな側面もあるのだと思う。
だからこそ、「海外出稼ぎ」という言葉が一人歩きしている今の世の中に、もしかしたら日本は本当に崖から落ちてしまうのだろうか?と思ってしまう。
崖っぷちにいる事は間違いないわけで、崖から落ちないような何かを生み出していく必要がある。
まったなしの時期に差し掛かっている。
もう一度!「海外出稼ぎ」という原点に戻って
「海外出稼ぎ」という言葉の背景には、根っこの労働問題がある。
とてつもなく大きな根深い問題に本気で向かい合う時期が来ているのだ。
ザワザワと焦りを感じ、これからの日本のために何ができるのか?
本気で考えなければいけない時が来ているのだと、私自身も痛感しています。