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今後多言語化するかもしれない を念頭に教材を作る

シンガポールからまずは始まる
国際つまみ細工認定講師講座(Train the trainer)

これを修了すると
「自分でも人につまみ細工を教える事ができるようになる」
という講座

まずはシンガポールを起点に
マレーシア、ベトナム、インドネシア、ブルネイ、タイなどにも拡大させていく予定にしている

今ちょうどその講座の課題作品を作り上げたところ

ところでこのつまみ細工技法
これ「半くす」というもの
本来は半球の発泡スチロールに
花びらを置いていく

普段つまみ細工ではよく見る「半くす」なのですが
今回の教材は発泡スチロールを使用せずに
私が先日意匠権を取得した土台を使用している

なぜか?というと
カーブがついた半球に
花びらを置くという作業は
かなりの難易度が必要になる

でも不思議な事につまみ細工業界ではずっとそうしている。

ちなみに私はここを乗り越えるのに何度も失敗を経験している(笑)
だからこそ今回オリジナルの土台を考え、作ったのだ

そして今後、
この教材が多言語になる事を想定する意味でも
誰がやっても同じに作れるように
土台そのものに工夫を入れている

日本語でいう
「ふんわり」とか「ふっくら」とか「全体的にバランスよく」とか
人によって同じ結果にならない説明を
結構日本人は好きで使っている事が多い

こういう抽象的な言葉は一番翻訳しにくいし
訳す人によって同じ翻訳にならない。
ネット翻訳にするとさらにひどくなる

英語ならまだ確認できるけど
中国語やマレー語、タイ語なんかにされたらもうさっぱり分からない

今後、教材が多言語になっていく事を想定して
キットももちろんながら
説明書も簡単でシンプルにしていかないと!

そう、スマホとか家電とかの説明書がシンプルに多言語になっているように
モノそのものもシンプルにしないといけない

そんな事を考えながら課題作品を作ってみた!

だから余計に普段の課題よりも、すごくエネルギーを使う!

果たしてどうなるでしょう~

これもトライアンドエラーです
お楽しみに!

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