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シンガポール全国紙に掲載・日本語訳が感動的だった!

今年5月につまみ細工ワークショップ開催時に受けたインタビューが
シンガポールの全国紙に載りました。
あれから時間が経ちましたが、そもそも何を書いているのか?
ずっと気になっていたのですが、Google翻訳してもなんか変で!
先日、ありがたい事に中国語を日本語翻訳をして頂く機会があり、読んでみてまたまた感動!素敵な記事です!
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「つまみ細工」とは、針や糸を使わず、布をつまんで繊細な花や装飾品を作り上げる日本の伝統工芸である。2016年、太田智子氏はこの技法に出会い、その美しさと奥深さに一瞬で心を奪われたという。

「これをもっと多くの人に知ってもらいたい」という思いから、彼女はこの技法を広める活動を始めた。インタビューの中で、太田氏はつまみ細工のシンプルさと、そこに潜む創造の可能性について語っている。

彼女は、「花びらの形は実は丸い形と尖った形の2種類だけです。この基本を覚えれば、どんな作品も作り上げることができるんです」と説明している。しかし、そのシンプルさとは裏腹に、作品を仕上げるためには細かな技術が要求される。布の選び方や正確な折り目の揃え方、そして花びら同士の隙間を均等に仕上げるといった細部への注意が必要だ。そうした工夫が、作品に生命を吹き込むのだと彼女は語っている。

また、太田氏は自身のつまみ細工に対する情熱や、この技法を広めるための挑戦についても語った。日本国内では比較的知られた技法だが、彼女の視点はさらに広がっている。環境に優しい日本の手工芸を世界に広めたいという強い思いから、彼女は海外にも目を向けたのだ。特にシンガポールでは、リサイクル布の利用が注目されており、廃棄される運命にあった着物のハギレを活用から始まったつまみ細工の再利用精神が、シンガポールのエコ意識と強く共鳴している。

74歳の李翠嫦さんが太田氏のワークショップに参加したことも、インタビューで取り上げられた。李さんは長年縫製師として活躍しており、日本の布や伝統工芸に深い憧れを抱いていた。彼女がワークショップで初めてつまみ細工に挑戦したとき、その感動は非常に大きかった。

「日本人から直接教わる機会なんて、滅多にないことです」と目を輝かせて語る李さんの姿が、太田氏にも深い印象を与えた。

インタビューでは、太田氏がどのようにしてつまみ細工を初心者に伝える工夫をしているかについても触れている。
伝統的な技法は初心者には難しいため、彼女はピンセットを使わず、簡略化した作り方を提案している。実際に、太田氏が開発した「つまみ細工DIYキット『花いろは×堺注染』」は、ピンセット不要で手軽に始められる設計になっており、多くの人々から好評を得ているという。

この記事を通じて、太田氏が日本の美しい手工芸をシンガポールの読者に伝えたいという強い願いが伝わってくる。特に環境保護への意識が高いシンガポールで、廃材を再利用して作られるつまみ細工は、新しいアートフォームとして歓迎されている。
このインタビューを通じて、太田智子氏の情熱や取り組み、そしてシンガポールの人々との心温まる交流が詳しく語られている。彼女の目標は、つまみ細工を通じて、世界中に日本の美を伝えることだ。

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な、泣ける。
本当に感動的な記事です。ありがたい!!
これからも日本の美しいモノづくりを世界へ!頑張っていこう!って
心を新たにしました!

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