kindle副業はオススメしない。お金を稼ぎたいなら考えることは 2つ
1年程前から、kindle副業を推す方が増えてきましたね。
・0円で始められて、文字だけで完結できる。
・1ページ読まれるごとに(約0.4円の)収益が発生する。
・AIに文章を書かせることができる。
・1度出版できれば、半永久的にお金が入ってくる。
などなど。
人気の副業と比較すると
・ブログ⇨サーバー等の契約が必要な上、読まれるまでに時間かかる。
・YouTube⇨収益化(登録者1000人、再生時間4000時間)が難しい。
・動画編集⇨専用のソフトと技術の習得+営業スキルが必要。
確かに、kindle副業は、他の副業と比べると「一円を稼ぐハードルが低い」です。うまくいけば、今日書き始めて、3日後には一円の収益が発生する可能性だってあります。おそらく他の副業にはない魅力。
そして、このハードルの低さを売りに、
kindle出版をオススメしている人がいます。
その人たちは大抵、
「kindle出版」をサポートするメニューを用意しています。
・初めてですか?1万円で分の訂正をしてあげますよ。
・この本、オンラインサロンで一緒に学びませんか?
かくいう自分はどうかというと、kindle本を書いてみたけれど、
月に2万の稼ぎを得るのは難しいだろうなーという感触です。
400時間と80,000文字の熱量を込めた書籍を書きました。
しかし、月に1万円の報酬を超えるのは無理だろうなと推察しています。
年換算12万円。時給で300円?
(1冊しか出していない。10冊でも出せば話は別)
1章|好きの種と得意の種
2章|SNS ✕ AI時代の大学進学の価値とは?
3章|実は不安定。会社員こそ安定という洗脳
4章|お金は悪者という勘違い
5章|限られた時間をどう使うか?
400時間もかけたのに、全然稼げんやんけ!!くそう😂とは思いません。
この本を書きたいと思ったのは、「お金を稼ぎたい」よりも、「自分の考えに誰か一人でも触れて、誰かのためになればいいな」という気持ちが強かったからです。
もしこの本を書いている最中に、余命半年を宣告されていたとします。それでも、この本を書き上げて世に出すことを最優先にする。(健康体です)
それくらいの感覚。400時間の作業がお金にならなかったとしても、自己満足だから、自分としてはそれでいいです。
読まれない理由として挙げられるのは、
・僕自身に知名度がないので、書いたはいいが誰の目にも止まらない。
・自分が伝えたいこと=多くの人が知りたいこと とは限らない。
・5時間で書いた他の本と、400時間で書いた自分の本は「同じ1冊」。
・組織票の力には勝てない。(お互いの書籍に星5を付け合い、ランキングを上位に持ってくるグループが存在している。)
などなど。
逆の見方をすると、
・20時間くらいで適当に書いて出版する。
・レビューを付け合うコミュニティで人のレビューを書きまくり、レビュー書いてもらう。
お金に魂を売って、他の人が書いた(正直)つまらない本に星5とレビューを残していれば、自分の書籍にもレビューがついて、上位にお勧めされる。
結果として月に5万円くらいの報酬は得られるものと思います。
ただ、10冊の本から部分部分をコピペして作ったような本に果たして社会のためになる価値はあるのか?というのは微妙な気がします。
kindleを副業にするなら、
・お金にならなくても、「自分の書籍には価値がある」と胸を張れるものを世に出す。
・お金をコスパよく稼ぐために、「お金に魂を売る」。
のどちらか。
副業でお金を稼ぐなら、
動画編集やブログ。時間と労力がかかることを承知の上で自分の能力を高めていくことが大事ではないでしょうか?
いずれにせよ「胸を張って家族に言える」ことでお金を稼ぎたいものです。