皆伝 総合型選抜１　面接

□出願までの準備

アドミッションポリシー-こういう学生に育てたい
入学までに身につけて欲しい能力-こうでないと付いてこられません
入学者選抜の基本方針-こういう学生を合格させますね

三つとも熟読して、合格基準に達しているし、そういう学生になる意思があることを示せるように準備しておきましょう。つまり、志望理由書などに書いておきましょう。
創始者　学長の名前は知っておきましょう。　
大学の理念-大学の理念を体現していると思う卒業生を調べておきましょう。
いなかったら仕方ありませんね。自分がそうなるつもりと言っておくといいかもしれません。

□外見

ナチュラルメイクにします。
髪はまとめるなどして、顔を隠さないようにします。表情を見せるためです。
高校の制服かスーツがいいと言われています。高卒生の場合はスーツがいいかもしれませんね。白いシャツに、ジャケットを誰かに借りるんでもいいかなと思います。

□会場に付いたら

トイレに行っておく。

ノックをする　
「どうぞ」　
「失礼致します」
入ってから一礼する。
その場か、席に着くように促されてからか、名前を自分で名乗ると思います。
「はい、本郷りん［フルネームの名前］と申します。本日は面接の機会を戴きありがとうございます。宜しく御願い致します。」
一礼します。

・態度　
相手の顔を見る-目を見られない人は口、距離が遠いなら喉辺りを見ましょう
足を開かない　ふんぞり返らない　
話題によっては少し前のめりでいいかもしれません
集中している印象を見せましょう。メガネや髪を触ったり、貧乏ゆすりをしないということです。
・話し方　
ゆっくりめに相手が聞き取りやすいように配慮しましょう。
・聞き方　
基本的に頷きは入れましょう。
近い距離なら、適度に相槌「はい」を入れる。

答え方

・はい、と答えてから、質問を繰り返しながら、結論を先に述べる
例）「この学校でしたいことは何ですか？」
「はい。私がこの学校でしたいことはーです。」
質問されたら「はい、ーということに関して、私はー」と答えましょう。
まずは短く答えて、その後に理由や具体例などを挙げましょう。

例）「本日の試験はどうでしたか？」
「はい。本日の試験は」-簡単か難しいかではなくて、出題内容に何を感じたか、考えたかを訊いているんです。聞きたいことは何かを考えて、的の外れた答えを避けましょう。

緊張したり、うまくいかなかったと思うこともあるでしょうけど、受け答えがしっかりして、書類で会いたいと思った「人となり」だと確認できていれば、問題ありません。志望理由書などの書類に書いてあることを自分の言葉で話しましょう。どの質問にも、この学校に入りたいという思いを込めて答えましょう。

黙って考えるのはいけません。考えているということが相手にわかるようにしましょう。二人か三人の教授、助教授が面接室にいると思います。

これから定番の質問などを書いていくので、すべての質問に対して、模範的な回答（「はい、私の長所は～です。例えば、～ということがありました」）を考えて、文にしておきましょう（一回目）。
この時点で文を書かない人は合格は難しいですね。
例えば「オープンキャンパスでよかったことはなんですか？」
「学生」
不合格になるでしょう。
「はい、オープンキャンパスでよかったことは、〇です。なぜなら、ーだからです。」
「はい」、「質問の繰り返し」、「答え」、「理由かエピソード」という形で文を書いている人は合格に近づいています（二回目）。
先生は「既に一回説明しているにも関わらず、ここまで説明を繰り返さないと文にしない人は他のことでもそうだろうから、多分不合格だ」と言っています。
文にしたら、それを他の人と練習します。最初は見ながら回答して、憶えたら棒読みをします。それからようやく、さも今考えて言っているように、間を置いたり、身振り手振りや表情を加えたりしていきます。平均で一ヶ月と二週間くらいかかります。自分の様子をスマートフォンなどのビデオに撮って、おかしくないか、表情が硬くないか、変なところで笑っていないか、貧乏ゆすりをしていないかなどをチェックしましょう。

語尾がしりすぼみになって、聞こえなくなる人もいます。はきはき話しましょう。自信がないところも、大きな声ではっきり話しましょう。

噛んだ時は言い直してもいいんですけど、
模範解答と違う表現になったので言い直すということはしてはいけません。
暗記したことを言っているだけだなと印象が悪くなるからです。
その時点で、もう他の質問の答えを聞く気もなくなって、不合格は確定と思いましょう。
太字が模範解答にあった個所でしょうね。
例）「と思ったのですが、あ、考えたのですが」
例）「これが私の目標です。また、そして」

ここから有料です。
ここまで読んだ人はスキ（下にある♡）をお願いします。