社会人入試を実施している大学のリスト2024
2024年と書いていても、廃校、募集停止、キャンパス移転などもあるので年に四回更新しています。
受験生は忙しいんですけど、社会人も忙しいと先生から聞いています。それで、日本で社会人入試を実施している大学のうち、だいたい半分の360校くらいの大学の出願要件、入試科目、学科ごとのキャンパスの場所などのリストを大都市圏を中心に作ってみました。
例えば東京都には社会人入試を実施している大学が90近くあるのに、検索すると10大学くらいしか出てこないサイトがあったり、80くらい出ても大学名だけだったりというものもあります。それで、忙しい社会人の受験生にとって、使い勝手がいい一覧を作りたいと思ったんです。
何階層も作ってクリックするというのではなくて、先生の影響で、一覧できるというのが好きになってしまいました。
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昼間の仕事と両立したい場合は昼夜開講制や夜間開講制を選ぶといいかもしれません。
短期間で集中的に学べる制度として、科目等履修生、聴講生などがあることは、他の記事で書きましたね。
自分の目的や通いやすさに合った大学教育の選び方について知りたい人は
https://note.com/kaiden_juken/n/nd5ed6445b66a、「仕事をしていて、やっぱり大学で学ぼうかと思っている人へ」の記事を読んでください。
社会人入試は、9月~11月に出願や入試がある大学が多いですね。
1月を入学金などの支払いの時期にしている大学が多いです。
受験料は3万円-3万5千円の大学が多いです。
大学によっては、社会人向けの入学金免除授業料減免制度もあります。
このリストは、通学できる場所に、関心がある学科があるかどうかを絞り込むときに使うものです。
たとえば、「神奈川県 社会人入試」で検索すると、日本女子大学がヒットするサイトもあるんですけど、学部生が、日本女子大学の神奈川県のキャンパスを使うことはありません。神奈川にあるからと考えて、自分が通いたい学部はどのキャンパスなのかまで調べないと、入学してから東京都に通うことになってしまいます。そこまで丁寧な社会人入試の一覧があればいいんですけどね。それで、作ったんです。
PCを使っている人は、検索バーにある「三」のようなところから「このページを検索する」ができると思います。自分の目的に合わせて、「夜間」「経営」「建築」「□京都」などで、検索してください。
社会人入試のある大学を網羅しているわけではなくて、記載した府都道県で社会人入試を実施している大学のたぶん9割くらいだと思います。たとえば、明治大学が2022年から法学部の社会人入試をなくしたりと、年度によっても変わると思います。今年はあの学部の募集がなくなったかどうか、あの大学には社会人入試がないのかなと気になるときには、自分で調べてくださいね。
有名どころでは、京都大学、東京大学、慶應義塾大学には社会人入試はないようです。
最寄り駅からスクールバスが出ている大学もあるんですけど、試験日が休日だったりしてスクールバスの運行がないこともありえます。だから、バスと書いてある大学に行く時には気をつける必要があります。
出願書類には、志望理由書の他に、英語の履修経験、推薦書などを含む大学もあります。
この欄で選考方法に記載していなくても、志望理由書などの出願書類は選考対象になっています。専願というのは、他の大学を受験せずに、合格したら入学を確約することです。理学部のように取消線があるのは、以前は社会人入試の募集はあったようなんですけど、2024年4月入学用には社会人入試の募集がない学部です。年によって募集があったりなかったりするので、このリストで絞ったら、受験予定者は入試要項を確認する必要があります。
出願の時期が「8月のようです」と書いてあるのは、年によって変わるからです。参考にしてくださいというつもりで書いています。
社会人向けではありませんが、総合型選抜の枠でも、たいていの大学は書類、小論文、面接で、受験できるようです。 能力と経験だけで合格できる方法ではなく、社会人を受け入れたことがないので、今年も受け入れないという判断をする可能性はあります。どうしてもその大学に通いたい場合は、過去に社会人が受験して合格した人がいるかどうかを問い合わせるといいかもしれません。
このリストは社会人入試で一年生から学ぶ人のためのもので、一年生からの入学受け入れをしている大学を載せています。2年生からの編入や、転学などは載せていません。短期大学も載せていません。
高卒か、高認とあるのは、大学入学資格がある人という意味も含んでいます。出願時に高卒なのか、高卒の見込みなのかを区別して記載していません。卒業後5年以上経過している方の調査書は、学校所管の教育委員会で取得できます。義務教育期間が不足していても、大学が個別に学力を判定することで、受験資格を得られる場合もあります。
社会経験とあるのは、たいていの場合は、アルバイト、主夫、主婦なども含みます。職務経験や就業経験とあるのは、たいていの場合は、給与のある仕事の経験を意味しています。
受験の候補にした場合には、念のために、大学に確認する必要があります。
こういう一覧ってないので、一つ一つ調べないといけなくて、時間がかかります。例えば一番多い東京だと、東京都で社会人入試をしている大学を検索して、ぜんぶ出てくるわけではありませんけど、つぎにその大学で社会人を受け入れている学部と学科を調べて、それからその学部と学科がほんとうにこの府道都県なのか、実は理工学部だけ別の県なのかということを調べます。キャンパスが2つあるのに、どの学部がどのキャンパスなのかをHPに載せていない大学もあるし、学部名が変わったのに入試要項では変えていない大学もありました。それから、23歳以上とかの出願要件を調べて、さらに出願時期と、選抜方法の小論文とか数学とかを調べるということを、一つ一つの大学ですることになります。社会人入試の頁にだけ何階層も潜らないと届かないようになっていたり、受験生に来てほしいと考えていない大学が多いと思いました。一つの大学を調べるのに20分もかかったこともあります。受験したいと思った人が、それだけの手間をかけて、行きたい学科は通えないキャンパスにあったことがわかったり、出願時期が過ぎていたりなんていうこともありえます。そういうことを避けるための一覧です。
大学の少ない県なら、「●●大学 アクセス」「●●大学 キャンパス 学部」「●●大学 社会人入試要項」で検索すると、自分でも調べられると思います。この一覧で絞った後も、個別の大学を詳細に調べるときには、「●●大学 社会人入試要項」で検索するといいと思います。
ここでは大学の多いところのリストを載せます。京都、大阪、兵庫、大学は少ないけど京都大阪の通学圏なので滋賀、奈良、それから東京、神奈川、埼玉、千葉、通学圏なので茨城。それから愛知、通学圏なので岐阜。それから福岡、福岡の通学圏なので佐賀のリストを載せます。
では、楽をしたい人は利用してくださいね。
関東
□東京都
青山学院大学(青山キャンパス。表参道駅)
●教育人間科学部 心理学科 若干名
出願資格 仕事をしているか、高卒から5年以上たっている人。
10月-11月に出願で、11月に試験のようです。
選考方法 英語、小論文、面接。
学習院大学(目白駅)
●文学部 若干名
哲学科、 史学科、日本語日本文学科、英語英米文化学科、
ドイツ語圏文化学科、フランス語圏文化学科、心理学科。
出願資格 22歳以上で高卒、高認など。
8月下旬の4日間に出願、10月に試験、入学手続きのようです。
選考方法 英語かドイツ語かフランス語、小論文、
哲学科と日本文学科は現代文・古文、史学科は日本史か世界
史もあります、面接。
武蔵大学(江古田駅)
●経済学部 経済学科、経営学科金融学科。
●人文学部 英語英米文化学科、ヨーロッパ文化学科、
日本・東アジア文化学科。
●社会学部 社会学科、 メディア社会学科 。
●国際教養学部 国際教養学科。 停止中
出願資格 23歳以上で高卒か高認など。
経済学部、社会学部は英語資格の提出。
9月に出願、10月に試験のようです。
選考方法 面接、経済学部は総合問題、 人文学部は外国語と小論文、
社会学部は小論文。
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