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別の高校への転学/転入の面接

大学に行く前に、今の環境が悪いなら、替えることも必要かもしれません。
大学受験と間接的に関係があるので、転学についても書きますね。
妹が検討したことがあるので、その時に調べたことを書きます。

質問されたら「はい、ーということに関して、私はー」と答えましょう。
まずは短く答えて、その後に理由や具体例などを挙げましょう。

定番の質問


・筆記試験はどうでしたか?
気を付けること
難しいとか簡単だとかではなく、内容について何を思ったかを訊いています。
「はい。試験に関しては、現代文で移民問題について、本文で高度な技術を持つ人だけを入れることに反対するという意見がありました。私はこの意見に賛成です。なぜならー。このように試験を通じて移民問題について改めて考えるきっかけになりました。」

・なぜ当校/本校を志望するのですか?
志望理由書と同じことを話しましょう。
その学校のいい点、自分に合っている点を話すということです。

・当校/本校のことで知っていることを三つ上げてください
「駅から近い。偏差値が低い。甲子園に出た」ではいけません。
気を付けること
教育目標や、制度の特徴などを言いましょう。

・長所は何ですか?
気を付けること
小さな声で元気がなさそうに「元気で明るいところです」と言っても、
説得力がありません。
面接で「そうは思えない」と面接官が感じるようなことは避けましょう。

・短所はなんですか?
気を付けること
「はい、私の短所は粘り強いことです」
これは長所です。
「執着心が強い、粘着質、頑固というところです。」と言った後に、具体例をあげましょう。
「ーという失敗もありました。今では、粘り強いということだとプラスに捉え直しています。プラスの面を出せるように、執着する、こだわることなのかどうかを冷静に判断できるように努力しています」。

「友人を殴ったりと短気なところです」
「パパ活をしたりとお金のためならなんでもするところです」
穏当な例を挙げましょう。訊かれてもいないのに、問題行動を上げる必要はありません。

・最後に何か訊いておきたいことはありますか?
気を付けること
「なにもありません」
この学校に興味がないんだなと思われます。
「どんな部活があるんですか?」
サイトやパンフレットに書いてあると思います。そんなことも読んでいないということは、この学校に興味がないんだなと思われます。
「合格したらどうすればいいですか?」
自信がありすぎるようです。面接官にプレッシャーをかける目的だと誤解されかねません。合格したら指示しますと言われるだけです。
本当に訊きたいことを訊きましょう。
例えば「入学までに読んでおいたらいいというお勧めの本があれば、教えて戴けますか?」
「この学校の教員として、誇らしいところはどんなところですか?」
例えば、教員志望だとしたら
「私は教員志望なのですが、お二人はどうして教員になろうと思ったのか教えて戴けますか?」「教員になって一番つらいことはなんですか」

時折訊かれること

・親はどう言っていますか?
「賛成してくれている」理由も言いましょう。
気を付けること
最初は反対だったのなら、それも言いましょう。
「はい、親は最初は反対でした。しかし、貴校の良さを伝えて、それが私にもプラスになるということで説得しました。今では納得して、応援してくれています」
説得したということがプラスの評価になるからです。

・前の学校で自分に合わないというところはありましたか?
気を付けること
「はい、私のクラスメイトに嫌な人がいて」
転学先でもあり得ることを話してはいけません。クラスメイト、先輩後輩、教員など、嫌な人はどこにでもいるかもしれません。人間関係については言わないようにしましょう。
「自分のコミュニケーションスキルがあまりに低いということを自覚していて、心機一転やり直すために」ということであれば、相手のせいではないので、他の魅力(単位制、落ち着いた立地、少人数制)と合わせて人間関係について話してもいいかもしれません。
転学先が魅力的になった理由として話しましょう。
「はい、私が前にいた学校では一年生ではー、二年生ではーと決まっていたことです。貴校は単位制なので、そうしたところが魅力で」
「大人数で一斉にというところが合わないと感じました。貴校は少人数制で英語の授業を実施するので、魅力的に思えました。」

・なぜ前の学校を辞めることにしたのですか?
気を付けること
「はい、私は酒を飲んだり、タバコを吸ったり、パパ活したりもしたんですけど、もう一度やり直したいと思って、環境を変えれば大丈夫と思ったので、転学しようと考えました」
穏当な例を挙げましょう。訊かれてもいないのに、問題行動を上げる必要はありません。

・尊敬する人は誰ですか?
理由も言いましょう。
有名な人でなくても構いません。
例えば「母親を尊敬しています。懸命に私を育ててくれて、私の意思を最大限尊重してくれるからです」
「叔父を尊敬しています。高卒で起業をして、今では従業員100人の企業を経営しているのですが、卑屈にならず、威張るでもなく、学歴や国籍に捉われずに社員のみなさんから慕われている点を尊敬しています」
自分しか知らない人ならば、突っ込まれることもありません。
有名人だとまずい点もあります。
「ーという歌手です」
面接官は、あの人浮気していたしなあと、思っているかもしれません。
「ナポレオンです」
たくさんの人を殺しているなあと、思っているかもしれません。

・座右の銘はありますか?
理由も聞かれます。
「常に公正たれ」
「一意専心」
「石の上にも三年」

基本的には、提出した書類で会いたいと思った人と同じかどうかを確認したいんです。書類を自分の考えと言葉で作っていて、面接でも同じように言えれば、合格の対象になると考えていいでしょう。
他の人の言葉、他の人の考えで作っていたら、面接で印象が違うので、不合格の可能性が大きくなります。例えば人を殴ったとか、万引きしたとか、酒を飲んでいるとか、面接では本心を言わないといけないと感じて、面接の練習で言っていないことを話してもいけません。

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