桜美林大学の対策 国語 解答と解説2016年-2024年
大問が3つあります。
問題文と設問のレベルは5段階で3くらいですね。偏差値と比較すれば難しいと思います。
評論文とエッセイしか出ません。小説は出題されていないので、負担は減りますね。他に受験する大学も、小説のない大学を受ければ、小説の学習をする必要がなくなります。
漢字の配点が10点で多いですね。
言葉の意味や読み方などの語彙も10点くらい。
文学史が出る時と出ない時があります。著者名とタイトルの組合せがわかっていれば得点できます。出題時でも2点くらいでしょう。合格すれすれの人は憶えましょう。
問題文が長いです。時間が足りない人もいるでしょう。
対策
①本文を早く読む
早く読むにはどうすればいいのでしょうか。
ゆっくり繰り返し同じ文を読む練習をしましょう。
1回目 行きつ戻りつしながらでもいいので、内容を理解しようと思ってゆっくり読みましょう。
2回目 段落ごとの機能/役割(筆者の主張、疑問、抽象的な説明、具体的な説明、引用、一般論。)を考えて、段落ごとに内容を簡単にまとめて読みましょう。
接続詞(しかし、)や疑問文(ほんとうにそうだろうか)、否定文(ではなくて、)、副詞(たとえば)、条件文(たしかにーだが)などに注意するとわかりやすいでしょう。
3回目 内容を理解して、段落ごとの機能を考えながら、なるべく早く読みましょう。
つまり、読解のレベルを上げることがいいでしょう。
②本文をすべて読もうとしないことが重要です。
設問を見て、その近辺だけを読んで解くことで、時間を節約できます。
本文全体の内容を判断する設問もありますが、
例えば、
問6「本文の内容と一致する選択肢を選びなさい」
ア
イ
ウ
エ
オ
のような場合、たいていはアの選択肢は、本文の前の方、第一段落から第三段落の内容に関することが書いてあるんです。だから、傍線部1と重なるところも多い。傍線部1を解いたすぐ後に、問6のアも解いてしまいましょう。傍線部2を解いたら、問6のイも解いてしまいましょう。
こうすれば、二回も同じところを読まずに、時間を節約できます。
③裏技を使う。
詳しくはこちらをどうぞ。
解答と解説
2024年2/1
大問1 「西欧の眼、日本の眼」(高階秀爾) 40点
問1. 2点×5/10点
a.2(冷房。亡命、文房具、膨大な、感冒、解剖)
b.4(厳。幻滅、元号、いい加減、尊厳、機嫌)
c.1(輸入。輸血、治癒、愉快、油断、教諭)
d.2(将。奨励、将来、意匠、上昇、継承)
e.5(壮大。掃除、捜査、操縦、騒々、壮行会)
ここから先は
¥ 600
サポートして下さると長く続けられると思います。これからも学んでいく費用に使うので、サポートを御願いしますね。